2022年北京オリンピックでフィギュアスケート団体戦、アイスダンス・リズムダンスでコンビを組む小松原尊さんと小松原美里さん。
2人の名前を見ると分かる通り、2人は夫婦として当該競技に参加しています。
日本代表として参加している2人のペアですが、小松原尊さんを見ると190cmの長身に欧米の方の風貌をしているため「日本人?ハーフ?」と思われる方もいるのではないでしょうか?
「小松原尊さんの名付け親は、妻、小松原美里さんの母親?」といった気になる情報も見かけたので、今回の記事では、小松原尊さんの本名や帰化した理由について調査してみました!
小松原尊のプロフィール
- 名前:小松原尊(こまつばら たける)
- 生年月日:1991年6月17日
- 出身地:米国・モンタナ州カリスペル
- 職業:アイススケート選手
- 身長:187cm
- 所属:倉敷FSC
小松原尊の本名は?
小松原尊さんは、アメリカのモンタナ州出身のフィギュアスケートアイスダンスの選手です。
本名はティム・コレト(Timothy Koleto)さんといい、2020年11月19日に自身のツイッターにて日本に帰化したことや日本帰化に関しての喜びを綴っています。
小松原尊さんは7歳の頃からスケートを開始し、2013年まではシングルスケーターとして活動していました。
2013年4月からアイスダンスの選手になり、始めは韓国のミン・ユラさんとペアを組み、韓国代表として大会にも参加しました。
1年半ほどでペアを解散した後、ティアラーベさんとペアを組み、ノルウェー代表として活動を開始。
大会で銅メダルを獲得するなどしましたが、ペアであるティアラーベさんの病気などもあり、ペアを解消することになりました。
その後、小松原美里さんとカップルとなり、年月を重ねた後、その後結婚と帰化に合わせてティム・コレトという本名に加えて、日本名を持つようになりました。
そして、現在の小松原尊という名前ですが、実は小松原美里さんの母親が名付け親なようです!
小松原尊の名付け親は小松原美里の母?
日本国籍を取得する際に日本名、小松原尊という名前を名乗るようになったティム・コレトさんですが、この名前は小松原美里さんの母が名付けたようです。
コレトが日本国籍取得「小松原尊」で北京五輪へ道 #SmartNews これで、パートナーの小松原美里(28)と組んでの北京五輪日本代表の道が開けた。日本名は「小松原尊(たける)」になる。これからは、日の丸を背負って是非頑張って下さい! https://t.co/65TRP6wQhe
— ねこパンチ55 (@sorafune55) November 19, 2020
苗字はもちろん、妻の小松原美里さんの苗字から取られていますが、尊はかなり日本らしい名前で旧名を無理やり漢字にしたようでもなさそうですね。
本名のティム・コレト(Timothy Koleto)とイニシャルが変わらない様に、Tのつく名前から選んだ可能性はありそうです。
尊の由来は、古事記や日本書紀に登場する人物である「日本武尊(ヤマモタケルノミコト)」のタケルから取ったようです。
「尊い」という意味も入っているため、母親の提案にティム・コレトさん自身も気に入りこの名前を取りました。
小松原尊さんのあだ名は「タケちゃん」のようです。
「尊」という名前もしぶくてかっこいいですが、「タケちゃん」と呼ばれている場面も見てみたいですね!
小松原尊が帰化した理由は?
先ほども簡単に紹介しましたが、小松原尊さんはアメリカ出身で、2020年11月19日に日本国籍を取得しました。
では、帰化を決めた最大の理由とはなんなのでしょうか?
アメリカ生まれのティム・コレトさんは7歳の頃にスケート競技をスタートし、シングルスケーターとして、また様々な国でアイスダンスのキャリアを重ねてきました。
その後、2016年5月、旧姓ティム・コレトさんと小松原美里さんはカップルを結成しました。
その後、スピード結婚と言えるかもしれませんが、2017年1月に2人は結婚しています。
フィギュアスケート・小松原美里、アイスダンスパートナーのティモシー・コレトと結婚 https://t.co/bCzisB2xc4 #スポーツ新聞 pic.twitter.com/URIPpy9sfD
— スポーツ報知 (@SportsHochi) May 27, 2017
2018年から全日本選手権4連覇、2019年四大陸選手権9位、2020年四大陸選手権11位というように、様々な大きな大会において成績を収めています。
このように、2人は結婚後も様々な大会にアイスダンスのペアとして出場し、2021年の世界フィギュアスケート選手権などにも出場するなど、日本国籍を取得してからも数多くの実績を残していきました。
2020年11月に日本国籍を取得した最も大きなきっかけは、やはり「オリンピック出場のため」だといわれています。
小松原夫妻は日常生活も共に、競技においても協力しながら実績を残していることから、目的の「北京オリンピック2022」へも参加をしています。
What an exciting way to start the 2022 Olympics! とっっても楽しかったです!応援ありがとうございました! 🇯🇵 pic.twitter.com/IJdA3UQfe2
— Tim Koleto 小松原尊 (@Timkoleto) February 4, 2022
様々な困難や苦悩もあったとは思いますが、大きな目標を夫婦2人で叶えるために帰化を決めたのでしょう。
また、小松原尊さんは日本語の勉強にも励んでいます!
2019年には日本語能力試験に合格したとSNS上で報告しており、日本を拠点に活動をするために語学の勉強にも一生懸命に取り組んでいるようです。
日本語能力試験合格しました👅 pic.twitter.com/j8FAuXQcBY
— Tim Koleto 小松原尊 (@Timkoleto) August 27, 2019
夢だと思った笑笑
— Tim Koleto 小松原尊 (@Timkoleto) May 1, 2020
日本語で、テレビの前の記者会見が一番難しいなので、本当に緊張していました。結弦くんがサッポトをしてくれて、落ち着くことができました。ありがとうございます🙇🏻♂️😌 https://t.co/VsT5Fet67e
インタビューの難しさなども日本語で綴っていますが、これから日本語も日本で生活していくことで上達していきそうですね!
まとめ
こちらの記事では、北京オリンピックにも出場している小松原尊さんの本名や帰化を決めた理由について調査したことをまとめました。
小松原尊さんはアメリカ生まれで、日本には小松原美里さんと出逢うまではあまり関わりもなかったと思われますが、2人で「オリンピックに出場する」ために日本国籍を取得した小松原尊さん。
小松原美里さんとカップルを結成してから1年経たない内に結婚もしたことから、お互いが支え合って生活や競技に挑み、2人の相性もよかったのではないかと思われます。
そういった2人の関係性からも小松原尊さんの帰化に対する想いは強くなったのでしょう。
2人は2022年北京オリンピックにも出場し、今後もアイスダンスの日本代表として素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるでしょう!
2人の活躍に目が離せません!