岸部桃子選手は2012年にプロテスト合格し、プロゴルファーとして活躍しています。
苦しんだ時期もありましたが、妹をキャディとして迎えたことにより成績が向上しています。
岸部選手の姉妹や両親、生い立ちについて調査しました。
岸部桃子は3姉妹で妹はキャディ
岸部桃子選手は3姉妹の次女。
妹の岸部華子さんはJLPGAの正会員で、ティーチングプロとして活動中です。
華子さんは桃子選手のキャディとしての活動も行っています。
富士フイルム・スタジオアリス女子オープンで初めて桃子選手と華子さんの姉妹コンビでラウンドし、優勝争いに絡みました。
桃子選手は以下のようなコメントをしています。
「この試合は前から妹がキャディーをやってくれることになっていました。今も一緒に住んでいますし、私を知り尽くしていて、いいタイミングで水をくれたりしました。メンタル的に助かりました」
気心知れた妹さんとのラウンドということで、リラックスして挑めたようですね。
妹の華子さんも楽しくキャディを出来たと語っていました。
キャディとしてゴルフの助言をするというよりは、お姉さんのことを良く知っているため次に何を求めているかを先読みして行動していたとのことでした。
桃子選手のコメントからも、効果はあったようで息ぴったりだったようですね。
今後も華子さんがキャディを務めることはあるようなので、今後の活躍に期待ですね。
妹の華子さんは、お父さんと姉の桃子選手の影響でゴルフを始めています。
姉妹で仲良く、そして負けないようにと切磋琢磨していたと語っていました。
高校生のころからプロを意識するようになり、部活もゴルフ部に入部したようです。
プロゴルファーを目指していましたが、20歳くらいの時にプロの道を諦めて桃子選手の紹介でゴルフウェアの会社に就職したそうです。
しかしながら、ゴルフへの道を諦めきれずティーチングプロを目指すことを決断。
4年かけてティーチングプロのライセンスに合格しました。
その後、桃子選手のキャディを務めながら、ゴルフサロン「クラブハウス」でインストラクターとして働いています。
3姉妹の一番上のお姉さんについての情報は多くないですが、桃子選手が「姉の影響で8歳からゴルフを始めている」と言っているため、お姉さんもゴルフ経験者だったようですね。
現在はゴルフの道は進んでいないようです。
華子さんのインスタで、長女の結婚式という投稿がされていました。
ご結婚されて家庭に入っているのでしょうか。
岸部桃子の両親や生い立ちについて
岸部桃子選手のお母さんは房代さんというお名前で、桃子選手のプロテスト合格が決まったときに涙を流して喜びを分かち合ったそうです。
きっと、桃子選手をずっと支えてきたのでしょう。
高校卒業したての桃子選手は、初めてのプロテストで合格を決めたのですが、合格ラインぎりぎりでホールアウトし、他の選手の結果をお母さんと見守っていたそうです。
涙を流して喜んだ気持ちが分かりますね。
お父さんについてはお名前などの情報が見つけられませんでした。
お父さんがゴルフ好きであったことの影響は大きかったようで、桃子選手含め3姉妹がゴルフを始めたきっかけとなっているようです。
岸部桃子選手は福岡県いわき市出身で、ゴルフに打ち込んでいた富岡高校2年生のときに東日本大震災で被災しています。
自宅は倒壊し、避難を余儀なくされ一家で千葉に移住します。
富岡高校で過ごした仲間たちとは、福島県内の4か所や静岡県の計5か所にサテライト校という形で分散することになったそうです。
妹の華子さんも、桃子選手と同じ高校に進学することが決まっていましたが、他校へ進学することになりました。
このようなつらい体験を乗り越えて、家族に支えられプロテストに合格しプロゴルファーとしての道を歩んでいます。
桃子選手は以下のように話しており、ゴルフをできることへの感謝を示しています。
「当時のことは鮮明に覚えています。なので、プレー中にめげそうになっても今、ゴルフができることに感謝しています」
岸部桃子のプロフィール
- 名前:岸部桃子(きしべ ももこ)
- 生年月日:1993年12月25日
- 出身地:福島県いわき市
- 所属:塩田建設
- 身長:162cm
- プロテスト合格日:2012年7月26日
- JLPGA入会日:2012年7月27日(84期生)
まとめ
今回は、岸部桃子選手とキャディを務める妹の華子さんについて調査しました。
岸部選手は3姉妹で、妹の華子さんとコンビを組むことになってから成績が向上しているようです。
岸部選手は、東日本大震災に被災しており大変な思いをしながらもプロテストに合格し、プロゴルファーとして歩んでいます。
この経験を経て、ゴルフができる環境に感謝していると語っていました。
成績が上向かず苦労した時期もありましたが、妹さんとのコンビで今後の活躍を期待したいですね。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。