初土俵から4年を経て新小結に昇進を決めた豊昇龍。
立浪部屋に所属しており、師匠である立浪親方も「素直にうれしいです。4年で上がるのはすごい。いい弟子を持ったと思います」と弟子の昇進を祝福しています。
初場所での好成績に関しても、その要因と今後の課題を自ら分析していました。
今回は、そんな未来の横綱候補、豊昇龍の叔父が朝青龍といった情報や2人のそっくり画像、エピソードをまとめてみました!
豊昇龍のプロフィール
- 名前:豊昇龍 智勝(とよしょうりゅう ともかつ)/スガラグチャー・ビャンバスレン
- 生年月日:平成11年5月22日
- 出身:モンゴル・ウランバートル
- 身長:187cm
- 所属部屋:立浪
豊昇龍の叔父は朝青龍!
初場所から4年で新小結へと昇進を決めた豊昇龍ですが、その大きな活躍にはあの人のDNAが!
そう、かつて日本の相撲界で一世代を築き上げた”朝青龍”です。
朝青龍といえば、得意の右四つ・寄り・突っ張りを武器に、第68代横綱として活躍しました。
1997年に明徳義塾高校に転校した際に来日をした朝青龍
来日後はまたたくまに力をつけていき、2001年には初入幕、2003年11月場所では初優勝を果たしました。
その後は白鵬が登場するまで相撲界を席捲し、モンゴル出身の力士が活躍する足掛けとなったのは言うまでもないでしょう。
2008年初場所の朝青龍と白鵬の取り組みは大熱戦でした。
そんな伝説の横綱朝青龍ですが、豊昇龍も短期間で新小結へと昇進を決め、その実力を日本の相撲界で発揮し始めています。
昇進を決めた際には叔父・朝青龍も不敵な笑みを浮かべながらこんな言葉を。
「ここで止まる訳じゃない。次があるので。入門して4年? いいんじゃないですか」
朝青龍自身も豊昇龍が今後自分のように横綱になる道を歩んでいくことを期待しているのでしょうね!
【画像】豊昇龍と朝青龍は顔がそっくり
次に豊昇龍は、叔父・朝青龍とそっくりといわれているので、2人の姿を比べてみました!
この明るい笑顔が2人とも非常に似ていますね!
やはり豊昇龍の方が顔も身体もまだ小さいように感じますが、身体がさらに出来上がってくるとより朝青龍とそっくりになるのではと思います。
2人の取り組みの写真を比較してみました。
朝青龍はもちろん、豊昇龍も迫力のある寄りが見られています。
身体が大きくなるにつれて、さらに迫力のある取り組みが期待できますね!
やはり、経験の差もあるとは思いますが、取り組み前の朝青龍は迫力がすごいですね・・・!
今でも実力を見せ始めている豊昇龍ですが、豊昇龍も年齢を重ねると迫力がさらに増してきそうです。
2人の写真を比べてみましたが、個人的にとても似ているなと思いました!
朝青龍が戻ってきたわけではないですが、相撲ファンはすごくワクワクするのではないでしょうか?
豊昇龍と朝青龍のエピソード
豊昇龍の叔父が朝青龍ということでいくつかエピソードがあるので紹介します。
豊昇龍は、大関正代との一番で顔面から落ちて流血するという場面がありました。
この取り組みは取り直しとなり、その取り直しの一番では豊昇龍に軍配が。
「大丈夫です。頭から落ちて良かった」と豊昇龍は組み合いの後語っていました。
そこで朝青龍も自身の現役時代とこの豊昇龍の取り組みを重ね合わせるコメントが。
「2002年名古屋場所前、佐渡ケ嶽部屋稽古に行き琴光喜と申し合いで頭から突っ込んだことがある。まげの一部カミソリのような綺麗になくなってた。痛い痛い。さーこれで土俵に愛情がある事や」
SNSなどでも豊昇龍の取り組みについてコメントすることが多い朝青龍なので、それだけ豊昇龍の活躍に期待しているということでしょう。
また、豊昇龍は「叔父に怒られないようにいい相撲を取りたい」と語ってもいました。
朝青龍は、豊昇龍の活躍を応援していることだけあって、納得のいかない取り組みに対してはSNSなどで怒りをあらわにすることもちらほら。
三年ぶりに会話。
— Asashoryu第68代横綱朝青龍🇲🇳🇯🇵 (@Asashoryu) February 2, 2022
今日から相撲協会、
外出禁止に
残念でした。食事会出来ずタクシー🚕乗せ部屋に
因みに今日旧正月元旦で挨拶に来てくれました。
少し🤏教えました相撲コツ。😁
頑張れ豊昇龍君✅ pic.twitter.com/JNeQIQpgpi
豊昇龍自身も叔父の存在や現役時代の功績は意識をしているはずなので、恐いと思いながらも叔父・朝青龍の指摘などは大きな助けになっているのかもしれません。
朝青龍は現役時代に大きな功績を日本相撲界に残したことは周知の事実ではありますが、問題のある行動も目立っていました。
泥酔したことによる暴行や野球賭博はニュースでも取り上げられていましたね。
そういった問題もあった朝青龍で、少し相撲以外の部分で不名誉な歴史を作ってしまいました。
そういった出来事もあったため、朝青龍には、甥・豊昇龍が手本となる横綱となれるように導いてほしいですね。
まとめ
今回は、相撲界で期待の星、朝青龍の甥でもある豊昇龍について紹介しました。
伝説の横綱朝青龍とそっくりなことは写真を見てもらうと分かると思いますが、その相撲の才能もすごいものを持っていると感じさせています。
問題もあった朝青龍ではありましたが、上にも紹介した白鵬との取り組みのように、多くの相撲ファンを熱狂させたあの迫力ある取り組みが豊昇龍からも生み出されることが期待されています。
豊昇龍には、日本の相撲界に新たな風を吹き込むような存在になるか注目ですね!