2022年冬季五輪。その中で日本選手団主将を務める高木美穂さん、そして姉の菜那さん。
スピードスケート日本代表として、姉妹での参加となりました。
今回は、世界の舞台で活躍する高木姉妹にはどのような背景があるのか。これまでの2人のストーリーを知ることで冬季五輪をさらに楽しむことができるようになると思います。
それでは見ていきましょう。
高木美帆・菜那の家族構成は5人
高木美帆さん、菜那さんの家族構成は5人で、こちらになります!
- 父:高木愛徳
- 母:高木美佐子
- 長男:高木大輔
- 長女:高木菜那
- 次女:高木美帆
2人のオリンピック選手を育てた、高木家のご家族の教育方針や素顔に迫ってみたいと思います!
高木美帆・菜那の父親の仕事や教育方針は?
高木姉妹のお父さんは、高木愛徳(よしのり)さんです。
年齢は2022年時点で64歳〜65歳だと思われます。
お仕事は北海道帯広市の「東洋農機」という機械メーカーに勤めているようです。
お父様の印象は、なんと言っても「家族愛」に溢れた方という事です。
妹美帆さんが15歳の頃のテレビ取材でも、
記者「どうやったらこんなにいい娘さんたちが育ちますか?」
愛徳さん「わかれば苦労しません。笑」
記者「意識されていることはありますか?」
愛徳さん「意識していることといえば、兄弟仲良く、家族仲良く、会話を絶やさないことです。」
と答えていたのが印象的です。
応援に行くときは必ず奥さんと一緒で、仲良く応援していますので、本当に家族愛に溢れた優しい方なのだと思います。
教育については、
「子供がやりたいと言ったことはやらせてあげる」
「親は口出ししない」
というように、あくまで本人の意思を尊重し自由にチャレンジできる環境を作っていたようです。
また、両親ともに子供達のスケートには一切口を出さずに、コーチにお任せしていたようです。
授業参観なんかでもそうですが、親が観にくると変に頑張ってしまったり、普段の力が出せなかったりします。
子供達のやりたいことに対して、親として干渉しすぎないというところも意識していた部分なのかもしれませんね。
前回の2018年平昌五輪のメダル獲得後の取材でも、
「これからも親として菜那、美帆にプレッシャーをかけることはしません。ただただ応援するだけ。」
と答えています。
姉妹が日本を代表する選手になった今でも、変わらずに応援する姿勢を持ち続けている素晴らしいお父さんですね。
高木美帆・菜那の母親の仕事や教育方針は?
高木姉妹のお母さんは高木美佐子(みさこ)さんです。
お仕事は介護施設で働いているそうで、昼間だけでなく夜勤で働くこともあるそう。
それに加えて、兄弟3人を養っていく為に朝の新聞配達もして、Wワークで家族を支えていたこともあったようです。
美帆さん、菜那さんも朝の新聞配達を手伝うこともあったようで、一家一丸となって五輪という大きな舞台に進んできたということが伝わってきますね。
教育に関してはお父さんと同様に、本人の意思を尊重し自由にチャレンジできる環境を作ることを意識されていたようです。
水泳・サッカーやダンス、そしてスケートと、子供達がやりたいと言ったことは全てやらせてあげていたそうです。
そんな優しい部分もありながら、時には厳しい教えもあったようで、高木姉妹には幼い頃から「人前では涙を見せないように」と教えていたそうです。
現に妹の美帆さんがソチ五輪の日本代表に落選し苦しい状況になった時でも、母の教えを守り一切泣かなかったようです。
優しい中にも厳しさあり、ですかね。笑
インタビューでも子供たちに対して、
「五輪を通して、本人たちが成長して帰って来てくれたらいいなと思います」
と答えています。
また前回の平昌五輪の際も、
「嬉しかったです。感動しました。」
と答えていました。
子供達が活躍できる環境を作り、頑張っている姿を温かく見守る素晴らしいお母さんです。
高木美帆・菜那の兄の仕事は?
高木姉妹のお兄さんは高木大輔(だいすけ)さんです。
長男であり三人兄弟の中で一番年上になります。現在は教員のお仕事をされているそうです。
お兄さんも元々スピードスケートをしていたそうで、美帆さん・奈々さん姉妹がスケートを始めるきっかけにもなったそうです。
現在は教師のお仕事をする傍らでスケートの指導者もしているとか。
お兄さんは今でも姉妹の相談にのったりサポートをしているみたいで、本当に頼り甲斐のある優しい方です。
また、2018年の平昌五輪では現地まで応援に行くなど、家族思いの素晴らしいお兄さんです。
まとめ
日本中の期待を背負って戦う今回の冬季五輪。高木姉妹の心の中には、家族の存在があります。
幼い頃から家族一丸で困難に立ち向かってきた高木姉妹なら、今回の五輪でも数々の困難を乗り越え、必ず金色のメダルを日本に持ち帰ってきてくれる事でしょう!
是非注目して、応援していきましょう!