2022年冬季の北京オリンピックの男子フィギュアスケート個人戦で金メダルを獲得したアメリカのネイサン・チェン選手。
日本の羽生結弦選手とも何度も試合で激闘を繰り広げており、羽生選手のライバルとして日本でも知名度の高い選手ですね!
チェン選手は、北京五輪の金メダル獲得だけでなく、2019年から2021年までの世界選手権3連覇、2017年から2022年までの全米世界選手権6連覇など、世界を代表するフィギュアスケート選手です。
そんなチェン選手ですが、実はスケートだけでなく、勉学も凄いんです!
チェン選手は現在大学に通っており、メディアの前で大学卒業後は医師の道へ進みたいと話したこともあります。
そこで当記事では、チェン選手の医者志望の真意について、学歴や両親の職業も含めてまとめていきます。
ぜひ最後までご覧ください。
ネイサンチェンは医者になる?
チェン選手は現在、フィギュアスケート選手として活躍する中、大学に通っています。チェン選手が通っている大学は、アメリカコネチカット州ニューヘブンにあるイェール大学です。
イェール大学は、世界でもトップクラスの難関大学です。
2021年9月にTimes Higher Education社(THE)が公開した「世界大学ランキング2022」では、9位となっています。ちなみに日本の最高は東京大学の36位です。このことから、イェール大学の凄さが分かりますね!
チェン選手はイェール大学で統計学を学んでいますが、北京オリンピック前の2021年の7月に、寝具メーカー「エアウィーヴ」の会見にオンラインで参加した際、五輪後について
ポストドック(博士研究員)の過程を踏んで、メディカルスクールに行く準備をしたい
引用元:中日スポーツ
と話しています。このことから、将来は医師の道へ進みたいと考えているのでしょう。
ネイサンチェンの学歴まとめ
- 大学:イェール大学
- 高校:Connections Academy(コネクションズアカデミー)
まず、チェン選手の大学生活についてです。
上記で触れた通り、チェン選手が現在通っているイェール大学は、世界的にも超有名な大学といえます。アメリカの政治家が多く卒業する大学で、卒業生にはヒラリー・クリントン、ビル・クリントン、ジョージ・H・W・ブッシュなどがいます。
チェン選手が学んでいる「統計学」という学問は、
「統計に関する研究を行う学問である。経験的に得られたバラツキのあるデータから、応用数学の手法を用いて数値上の性質や規則性あるいは不規則性を見いだす。統計的手法は、実験計画、データの要約や解釈を行う上での根拠を提供するため、幅広い分野で応用されている。」
引用元:wikipedia
とされています。
フィギュアスケート選手引退後に医者を志すチェン選手にとって、この統計学の「データを収集して、理解し、処理して、そこから価値を引き出して可視化する」という能力はとても大切といえますね!
チェン選手もイェール大学で寮生活を送る中、授業がない時間にスケートの練習に取り組んでいます。
トップアスリートでありながら勉学も大切にする姿勢はとても好感が持てますね!
次に、チェン選手の高校時代についてです。
チェン選手の出身高校はConnections Academy(コネクションズアカデミー)です。
コネクションズアカデミーはカリフォルニア州にあるオンライン授業の高校です。
チェン選手は高校1年生当初からこのコネクションズアカデミーに通っていたわけではなく、他の高校からコネクションズアカデミーに転校しています。チェン選手がコネクションズアカデミーに転校しようと思った理由として2つ公表されています。
1つはオンライン授業であることから、自分の空き時間に授業を受けることができるからです。
チェン選手は高校時代も国内に限らず国外の試合にも出場して、ジュニアグランプリでも数々の賞を受賞しています。当然、練習も忙しかったことが想像できます。これらを考えると、自分の空き時間で授業を受けることができるというのはスケートと勉強の両立をするためには最適といえます。
もう1つは、公立高校であるため授業料が無料という理由からです。
フィギュアスケート選手になるためにはお金がかかります。その負担を少しでも軽減しようと考えたのでしょう。
以上2つの理由から、チェン選手はスケートに全力で取り組める環境を選んでいることがわかります。
後に世界をけん引するトップスケーターになるチェン選手は、高校の頃からスケートに対する高い志があったことがうかがえますね!
ネイサンチェンの両親の職業は?
チェン選手の両親も2人とも高学歴です!
まず、父親の職業は医療科学の研究者をしています。また、現在では医療技術企業及び研究室の経営者もしています。
チェン選手の父親は中国出身で、中国の医学部を卒業した後、最先端医療を勉強するためにアメリカに留学します。そして科学の博士号を取得しています。
父親は学歴が高いだけでなく、研究者として生計を立てる一方でビジネスとして医療を展開しようとしていることから、とても仕事に対して熱心であることがうかがえますね!
母親も中国の北京出身で、医療系の通訳をしています。
このことから、チェン選手の両親は2人とも医療系の仕事に就いていることがわかりますね!
チェン選手がフィギュアスケート選手引退後に医学の道に進みたいと志すのも両親の影響も大きいのでしょう!
チェン選手は、兄が2人、姉が2人いて、5人兄弟の末っ子です。
両親共働きながら、チェン選手も含めて兄弟5人を育てるのはとても大変なことだと思います。
そのため、仕事だけでなく子育てにも献身的なところもとても素晴らしいですね!
チェン選手のスケートに対する向上心は、スポーツ選手と医療系の仕事で職業は違えど、両親から受け継いでいる心といえるかもしれませんね!
まとめ
この記事では、ネイサン・チェン選手の医者志望の真意、両親の職業などをお伝えしてきました。
チェン選手はフィギュアスケート選手としても世界トップレベルですが、それだけでなく、引退後のこともしっかりと考えていることがわかりますね!
特に、医者を志望する背景には、医療系の仕事に就いている両親の影響が大きいことも想像できます。
チェン選手の今後のフィギュアスケート選手としての活躍、そして、引退後の活躍も楽しみですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。