スノーボードスロープスタイルとビッグエア両競技で北京オリンピックに出場した村瀬心椛(むらせ ここも)選手
平昌オリンピックには年齢制限の関係で出場はなりませんでしたが、北京オリンピックには出場、女子最年少メダルの記録更新が期待されていました。
スロープスタイルでは悔しい結果に終わりましたが、遂にビッグエア決勝を戦い、銅メダルを獲得しました!
【#速報北京五輪】
— NHKスポーツ (@nhk_sports) February 15, 2022
/#村瀬心椛 選手が銅メダル!
\#スノーボード #女子ビッグエア
大舞台で実力を出し切りました!
合計171点50をマーク!
おめでとうございます!#岩渕麗楽 選手4位#鬼塚雅 選手11位
ふたりも
本当に凄い技を出してきました!
NHK総合で中継中!#北京オリンピック pic.twitter.com/uQi9ww2MYf
18年5月冬季Xゲームでは既に史上最年少の13歳で制するなど、世界中のファンから注目を集めています。
13歳で世界で最も大きな大会の1つを制するとは本当に恐ろしい才能ですね!
今回は、そんな若き才能ある村瀬心椛さんの学歴やかわいい画像、エピソードをまとめました。
今後さらに注目されるであろう村瀬心椛さんについて一緒にみていきましょう!
村瀬心椛のプロフィール
- 名前:村瀬心椛 (むらせ ここも)
- 生年月日:2004年11月7日
- 出身地:岐阜県
- 種目:スロープスタイル・ビッグエア
- 所属:ムラサキスポーツ
村瀬心椛の高校は?
村瀬心椛さんは、北京オリンピック出場時点の2022年では「岐阜第一高校」に通っている高校2年生です。
岐阜第一高校には普通科スポーツコースがあり、村瀬さんもそのコースに所属しています。
同高校のスポーツコースからは、卒業生として堀島行真さんがおり、北京オリンピックには堀島行真さんと村瀬心椛さんの2人が参加しています。
北京オリンピックでは、堀島さんがモーグルで銅メダル、村瀬さんも銅メダルを獲得しましたね!
2/5 北京冬季オリンピック 🇨🇳 “スノボ女子スロープスタイル予選” で岐阜市出身の村瀬心椛選手(17歳)が堂々2位通過、”男子モーグル決勝” で岐阜県池田町出身、トヨタ自動車所属の堀島行真選手(24歳) 日本勢メダル第1号(銅🥉)獲得!日本の誇り、郷土の誇り #岐阜出身 #北京冬季オリンピック #銅メダル pic.twitter.com/4bnilwEf6R
— Masahiro Morisaki (@MasahiroMorisa1) February 9, 2022
同じ学校から同じオリンピックでメダリストが出るなんてすごいですね!
このように岐阜第一高校はスポーツに定評がある学校といえます。
違う競技であっても同じようにスポーツの舞台で活躍する仲間がいるからこそ、村瀬さんも頑張れているのでしょう。
村瀬心椛の中学校は岐阜西中学校
世界の注目を集めるきっかけとなったXゲームでの優勝が13歳の頃だったということで、村瀬心椛さんは当時中学生でした。
そんな彼女が通っていた中学校は岐阜西中学校です。
こちらの学校の卒業生には伊藤英明さんなどがいらっしゃるそうです。
また、岐阜県出身となると綾野剛さんや高橋尚子さんなどもいるようです。
そんな出身地である岐阜県の中学校に通っていた村瀬心椛さんですが、中学生時代には天国と地獄を体験することになります。
先に紹介しましたが、中学生2年生の頃にはXゲーム女子ビッグエアで史上最年少優勝を果たしています。
冬季Xゲーム女子ビッグエアーに初出場し、史上最年少優勝を果たしたスノーボードの村瀬心椛選手(岐阜市立岐阜西中学校)が優勝報告に!2022北京五輪での優勝を!10代の活躍嬉しい!岐阜の宝!#岐阜市 #スノーボード #村瀬心椛 #冬季Xゲーム #ビッグエアー #北京五輪 pic.twitter.com/fCLkVIj7jx
— 柴橋正直 岐阜市長 (@shibahashi_m) May 29, 2018
「今回もX GAMESで優勝できたけど、まだ自分は一番じゃないっていう気持ちを常に持つようにしてます」
このようなコメントも試合後には残していました。
中学生の頃から非常に謙虚だったのですね!
しかし、この明るいニュースから一転、Xゲームを優勝した半年後には、トレーニング中に大怪我をしてしまいます。
「右膝の膝蓋骨骨折」
アメリカでのトレーニング中の出来事で、怪我直後には緊急手術も行われたそうです。
翌日には無事退院できたことが不幸中の幸いではありますが、アメリカでのトレーニングができないことはもちろん、帰国後もリハビリの日々が続きました。
しかし、中々リハビリをしても治らず焦りの気持ちもあったようです。
そんな時に、同じ時期に怪我をした外国人選手の容態が、村瀬心椛さんよりも数か月早く回復しているという話が入ってきます。
そこから本人の希望もあり、マネジメント会社IMGがアメリカでの治療をサポートすることに。
この決断が功を奏し、厳しいリハビリに耐えながら順調に競技復帰へ向けて回復をしていきました。
競技へ復帰したときにはボルトを3本入れていたといいますが、なんと復帰戦となるXゲームで銀メダルを勝ち取ります
怪我から復帰後の初戦で銀メダル!村瀬心椛が素晴らしい結果を勝ち取りました。金メダルはアンナ・ガッサー、3位にはジュリア・マリノとBurtonライダーが表彰台を独占したX Gamesノルウェー大会のハイライトムービーをご覧ください。おめでとう!!https://t.co/fEU1MIChpt pic.twitter.com/imbhN4tt5w
— Burton Japan (@burton_japan) September 2, 2019
トレーナーや母親、周りの支え合っての復活だと思いますが、やはりそれだけの苦しみを耐え抜いたメンタルを持ち合わせている村瀬心椛さんには脱帽ですね!
村瀬心椛の小学校は岐阜市立合渡小学校
村瀬心椛の出身小学校は、岐阜市立合渡小学校です。
小学1年生の頃から「スノーヴァ羽鳥」という室内ゲレンデで練習や合間には学校の宿題もしていたようです。
2021年10月にワールドカップを制した後の11月には、村瀬心椛さんの公開練習も行われています。
「この施設がなかったら今の自分はないので、感謝しかないです」
思い出の場所、そして自身のキャリアがスタートした場所への感謝も述べていました。
しかし、2021年11月末には、老朽化や施設利用者の減少により、当施設は閉鎖されてしまいました。
ただ、本人が語るように、今の活躍はここから始まったともいえるでしょう。
小学1年生の頃から「スノーヴァ羽鳥」で練習を重ねた村瀬心椛さんは、小学5年生の頃に国際大会World Rookie Finalsに出場します。
さらに出場だけでなく、その大会でも優勝を飾ります。
VOLKL WORLD ROOKIE FINALSで大塚 健、村瀬心椛が優勝! https://t.co/MmlVBebgro pic.twitter.com/wTEyQqde6l
— SBN FREERUN (@SBN_FREERUN) April 14, 2016
まだ無名だった村瀬心椛さんは、小学6年生の頃にあげられた動画で一気に注目を集めます。
「バックサイド・ダブルコーク1080」
この技を成功させた村瀬心椛さんの動画が動画共有サイトにアップされたのです。
当時、それよりも少し難易度の低いダブルコーク1080が女性によって初めて国際大会でみみられたばかりでした。
「少し難易度の低い」といっても、相当難しいはずですが・・・。
高難易度であることはもちろん、当時、村瀬心椛さんが小学6年生であったということも周囲を驚かせました。
「これはすごい!」と世界が村瀬心椛さんについて調べたでしょうね。
小学5年生の時に出場した国際大会で世界のトップ選手を意識するようになったと語っており、小学校卒業までにこの技を決めたいとのゴールも決めていたことから、幼い頃から向上心が非常に高かったことがうかがえます。
そして、中学で世界の頂点に立った試合では、バックサイド・ダブルコーク1080よりもさらに難しい「バックサイド・ダブルコーク1260」をコンテスト史上初めて成功させています。
かっこよすぎますね!!
村瀬心椛のかわいい画像まとめ
それでは、最後に村瀬心椛さんのかわいらしい画像をまとめました。
競技中はもちろんかっこいいですが、競技外ではかわいらしい姿が見られました。
また、この笑顔の中に数々の苦労があったと思うと、やはり精一杯応援したくなりますね!
北京での笑顔がまた見られるように期待です!
まとめ
今回は、北京オリンピックでも見事、日本女子メダリスト最年少記録を更新した村瀬心椛さんについてまとめました。
村瀬心椛さんは、北京オリンピックの時点で高校2年生ですが、幼い頃から競技に没頭し実力を世界に示してきたことが分かりました。
また、怪我にも苦しむ時期がありましたが、それを乗り越えたメンタリティーも今回のメダル獲得に繋がったのではないかと思います。
世界中を驚かせてきた村瀬心椛さんが、さらに活躍を続け、多くの人に元気や勇気を与えられる存在になることを願います。