北京オリンピックのフィギュアスケートペアで日本代表の木原龍一選手!
ペアの三浦璃来さんとは、年齢9歳差、身長30cm差ですが、息ぴったりの演技を見せてくれますよね!
木原龍一選手はシングルでもジュニア選手権で2位をとるなど実力がある選手でした。
そんな木原龍一選手がなぜペアに転向したのでしょうか。
今回は木原龍一選手の経歴、ペアに転向した理由をまとめてみました。
木原龍一のプロフィール
- 名前:木原龍一(きはらりゅういち)
- 生年月日:1992年8月22日
- 年齢:29歳(2022年2月現在)
- 出身地:愛知県東海市
- 身長:173cm
- 体重:73kg
- 小学校:東海市立名和小学校
- 中学校:東海市立名和中学校
- 高校:中京大学附属中京高等学校
- 大学:中京大学 スポーツ科学部
- 所属:木下グループ/邦和スポーツランド
木原龍一の経歴
木原龍一選手は4歳のころからスケートを始めました。
活発でいろいろな習い事をしていたそうです。その中でスケートをしている姿が一番楽しそうで「合っているかも」と母親の鈴江さんは直感したと話しています。
小学校時代
出身の小学校は東海市立名和小学校です。
小学生時代は名古屋FSC(フィギュアスケートレッスン)で萩野正子さんのコーチを受けていました。(萩野正子さんは、世界で活躍した鈴木明子さんの指導もしており、鈴木明子さんと一緒に練習していたそうです。)
このころは表立つ成績は出していないようです。競技としてではなく楽しみながらスケートをしていたのかもしれませんね。
中学校時代
出身中学校は東海市名和中学校です。
中学2年生まで萩正子さんの指導を受けていましたが、中学3年生からはコーチが変わりました。
それは荒川静香さんを指導していた長久保裕さんです。
木原龍一選手は指導者に恵まれた環境でスケートを続けていました。
中学時代から全日本ジュニア選手権に出場しています。
高校時代
出身高校は中京大学附属中京高等学校です。
練習環境は大学と同じで、フィギュアスケートで世界を目指す選手のほとんどは同校から内部進学しているようですね。
高校時代では全日本ジュニア選手権で総合2位を獲得!
そのほかにも、全日本フィギュアスケート選手権に初出場して12位、新人賞を獲得しています。
大学時代
出身大学は中京大学 (スポーツ化学科)です。
中京大学の卒業生には浅田真央さんや、安藤美姫さん、村上佳菜子さんなど、世界で活躍した有名な選手が多くいます。
また宇野昌磨さんや横井ゆは菜さん、ペアの三浦璃来さんなどが在学しています。(2022年2月現在)
スケート部に力を入れている有名な大学ですね。
大学時代に、全日本選手権で3年連続12位と思うように順位が上がらず、国体を最後にシングルからペアに転向を考えます。
木原龍一がペアに転向したきっかけは?
日本スケート連盟はペア競技者育成のためのトライアウトを2011年に行っていました。
木原龍一選手は当初ペアの転向を考えていませんでしたが、日本スケート連盟からトライアウトを受けるように呼ばれたそうです。
トライアウトのお手本役として参加したのが、高橋成美さんでした。
そのころ高橋成美さんはパートナーシップを解消して相方を探しているところで、木原龍一選手とホールドを組んだ感触が前回のパートナーと似ていると感じたそうです。
そのため、高橋成美さんや日本スケート連盟の説得があり、ペアに転向することを選びました。
また高橋成美さんとはジュニア時代から何度も一緒に国際大会に出場したこともあり、お互いを知っていたそうですね。
その後は、大学在学中にソチオリンピック出場や、全日本フィギュアスケート選手権で1位を獲得しています。
須崎海羽とのペア時代
高橋成美さんとのペアを解消した後は、須崎海羽さんとペアを組みます。
ペアを結成した年に全日本選手権で3位を獲得!
その後も好成績を修めて、平昌オリンピックにも出場しています。
そんな中、練習中の接触で脳しんとうを起こしてしまい、世界選手権などの大会を棄権することになります・・・
そして2019年4 月に須崎海羽さんとのペアを解消しました。
「りくりゅう」ペアの誕生!
須崎海羽さんとペア解消後は、競技生活を続けるか迷っていたそうです。
そんなときに三浦璃来さんから話があり、トライアウトを受けました。
トライアウトを受けて木原龍一選手は「雷が落ちたというか、この感覚は、今までとは全く別次元だった」と三浦璃来選手との相性の良さについて話しています。
そして2019年8月に「りくりゅう」ペアが誕生しました。
ペアを組んだ同年の全日本選手権で優勝!
2021年、グランプリシリーズの2大会(スケートアメリカ、NHK杯)で表彰台に上りグランプリファイナル進出権を獲得しています。そして北京オリンピックの日本代表に選ばれました。
そして、北京オリンピックでは7位入賞!
三浦璃来さんとも仲がよく、9歳差を感じないすてきなペアですよね。
まとめ
木原龍一選手は4歳のころからフィギュアスケートを始めました。
有名なコーチのもとで、世界ジュニア選手権で2位や、新人賞を獲得するなどシングルでも実力がある選手でした。
日本スケート連盟がペア競技にも力を入れるタイミングと、高橋成美さんとの相性の良さから、ペア競技に転向することになりました。
右葉曲折もありながら、現在の相方である三原璃来さんとのペア「りくりゅう」はとても相性がよく、北京オリンピックで7位入賞!
今後の「りくりゅう」ペアからも目が離せませんね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。