WBAスーパーフライ級タイトルマッチを控えているボクシングの井岡一翔選手から、大麻の陽性反応が出たことが、話題になっていますね。
井岡一翔選手といえば、2020年大晦日の試合で、左腕のタトゥーが見えていたことでも騒動になっていました。
井岡一翔選手がタトゥーを入れた理由は、いったい何だったのでしょうか?
今回は、井岡一翔選手のタトゥーについて、調査しました!ぜひ、最後までご覧ください。
井岡一翔がタトゥーを入れた理由や意味を調査!
井岡一翔選手のタトゥーは、2018年1月~2018年9月ごろに入れたのが最初のようですね。
井岡一翔選手は、2017年12月、「さらなる人生の目標を見つけた」という理由で、一度現役を引退しています。
その当時は、まだ井岡一翔選手にタトゥーはありませんでした。
しかし、その後2018年9月8日、アメリカでの「SUPER FLY3」で現役復帰した際、タトゥーが入っていたのです。
そのため、この復帰戦前に、タトゥーを入れたのは間違いないでしょう。
その後、2019年6月のWBO世界スーパーフライ級王座決定戦『井岡一翔vsパリクテ』では、腕の下の部分にタトゥーが確認できます。
そして、2020年12月には、肩から腕全体、左脇腹の部分にタトゥーを入れており、かなり増えていることが分かりますね。
井岡一翔選手のタトゥーの彫師は、美漸 (Bizen)さんという方で、平本蓮選手や木村フィリップミノル選手らも担当しています。
美漸 (Bizen)さんが、「年末の試合に向けてひとまず完成」とツイートしていたので、2020年の大晦日に向けて、タトゥーを追加したようです。
タトゥーを入れた理由
2020年8月、井岡一翔選手は、Youtubeでタトゥーを入れた理由や、偏見などをお話していました。
その中では、
- もともと海外で活動するために入れた
- 家族への想いを入れた
- 復帰する時に逃げられないという決意表明
- 入れても後悔しない
というように語っていました。
海外のボクシングでは、タトゥーが見えていても問題はなく、井岡一翔選手は海外での活動を見据えているように感じました。
さらに、日本に所属している海外選手はタトゥーOKというのも、「外国人だから消さなくてよいのはおかしい」、と憤りを感じているようでした。
タトゥーがあるかないかではなく、試合で判断して欲しいという気持ちがあるようです。
たしかに、世界規模で見ると、一流アスリートでもタトゥーを入れている人は多く、トップになれないということも無いですね。
ファッション感覚ではなく、強い思いがあってタトゥーを入れているというのが伝わってきました。
タトゥーの意味は?
井岡一翔選手は腕全体、腕の内側、腹部、胸にタトゥーが入っています。
腕のタトゥーの文字や意味は、以下の通りです。
Thought is the blossom(思いは花であり),
Wikipedia
language the bud(言葉は芽であり),
action the fruit behind it(行動はその後に実をつける。)
これは、アメリカの思想家である、ラルフ・ワルド・エマーソンの言葉だそうです。
タトゥーがあるかないかではなく、試合で判断して欲しいという、井岡一翔さんの思いが込められているようですね。
また、左腕には王冠をかぶったライオンのタトゥーがあり、一番目立ちますね。
百獣の王であるライオンは、日本人で初めて四階級制覇をした、井岡一翔選手自身を現しているのかもしれません。
井岡一翔選手の脇腹には、縦に漢字で「磨永翔」と彫られています。
トランクスのベルトラインにも、「磨永翔」の文字があります。
この漢字は、2019年8月に誕生した長男・磨永翔(まなと)くんのことみたいですね。
家族と一緒に戦う、という意味も込めて、磨永翔くんの名前を彫ったようです。
右腕には、バラのタトゥーが彫られています。
嫁である吉田恵美さんも同じタトゥーを入れているので、愛の証なのでしょう。
そして、もっとも最近に入れたタトゥーが、左胸にある「IAMIAM」という文字です。
「私は私。なりたい自分になる」というような意味が、込められているようですね。
井岡一翔のタトゥーをJBCは受け入れる?
井岡一翔選手のタトゥー問題については、2020年大みそかに騒動がありました。
このとき、挑戦者、田中恒成に勝利し、WBO世界スーパー・フライ級王座の2度目の防衛を成功させています。
しかし、左腕に大きく入れたタトゥーがはっきり映し出されれており、議論を巻き起こしました。
日本ボクシングコミッション(JBC)のルール第86条には、「入れ墨など観客に不快の念を与える風体の者は試合に参加できない」と、定められています。
プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(31)=Ambition=が、昨年大みそかの試合中に左腕のタトゥー(入れ墨)が露出したことが物議を醸していることを受け、日本ボクシングコミッション(JBC)は、週明けにも倫理委員会で処分の有無を諮ることになった。
スポーツ報知
井岡一翔選手は、復帰後、日本で活動するにあたり、JBCからタトゥーを隠すように言われていました。
そのため、専用のファンデーションを使って隠したのですが、汗で流れ落ちてしまい、露出してしまう結果となりました。
この件については賛否両論あったものの、「タトゥーが『良い悪い』ではなく、JBCのルールに従うのが決まりなので、守らなければいけない」という意見が多くあがっていました。
JBCが定めたルール(第86条)は、「入れ墨をしている人間が試合をできない」という意味ではなく、「ファンデーションなどで消してリングに上がること」という意味のようですね。
ボクシングは昔、暴力団関係者とかかわりがあり、リングサイドにもズラリと並んでいたような時代がありました。
そのため、「野蛮」というイメージを払拭するべく、このようなルールが設けられたようです。
時代は変わり、入れ墨=反社会勢力というイメージは成り立たなくなりましたが、いまだに日本人の間では抵抗感が強いですね。
どちらかと言えば、井岡一翔選手を擁護する声が多く、前回は厳重注意処分となりました。
今回の試合でもタトゥーを消して臨むと思いますが、また露出してしまうと、処分される可能性はありますよね。
まとめ
今回は、井岡一翔選手のタトゥーについて、紹介しました!
井岡一翔選手のタトゥーは、2018年1月~2018年9月ごろに入れ始めたようで、決意の表れのようですね。
JBCのルールでは、隠すように定められているので、処分を受けることになってしまったようですね。
今後の情報にも注目ですね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。