フィギュアスケート男子で冬季五輪2連覇を成し遂げた羽生結弦選手が、現役引退し、プロへ転向する意向を固めたことが分かりました。
19日に緊急会見がおこなわれ、その全容が本人の口から語られます。
引退後はアイスショーを創設する、という夢もあるといいます。
今回は、羽生結弦さんの現役引退後について、調査しました!ぜひ最後まで御覧ください。
羽生結弦の現役引退後はプロ転向へ!
2月の北京冬季オリンピックは4位に終わり、その進退については明言してこなかった羽生結弦さん。
19日午後、東京都内で「決意表明の場」の記者会見を開くことを発表しました。
一部で先走って現役引退が報じられ、ネット上では「プロ転向」といった関連ワードがツイッターのトレンド入りをしています。
会見で羽生結弦さん自身が語ることを心待ちにしていたファンからは、「フライングがすぎる」「本人の言葉で聞きたかった」と、残念がる声があがっていました。
フィギュアスケート史に名を遺したプリンスである羽生結弦さんですが、現役生活に未練はないようです。
複数の関係者によれば、羽生結弦さんはアマチュアを引退し、競技会には出ずに、プロに転向するということです。
もともと今季の日本スケート連盟「特別強化選手」に選ばれていたのですが、辞退する意向のようです。
来年3月には日本でおこなわれる世界選手権もありますが、出場しないようです。
出場選手が発表されるグランプリ(GP)シリーズにも、エントリーしておらず、引き際は決まっているようですね。
羽生結弦選手はプロのアイススケーターに転向するという選択を、自ら報告すために、極秘に記者会見の準備を進めてきました。
もう少し前に発表する予定だったそうですが、国民栄誉賞を授けた安倍晋三元首相の悲報を受け、延期したそうです。
羽生結弦が引退を決めた理由は?
羽生結弦さんは2021年に出演した「ドリーム・オン・アイス」にて、4回転半のアクセルへの思いを語っていました。
「競技スケーターとしての人生をかけた最後の夢だと思っているので、すべてをかけてそこにたどり着きたいなと思っていました」
スポニチ
羽生結弦さんにとっては、4回転半のジャンプが最大の目標となっており、「全て出し切った」と話していました。
そのときから、ファンの間で「引退説」がささやかれていたようです。
フィギュアスケーターとして、すべて出し切って燃え尽きてしまった、というのが本音なのかもしれません。
4回転半のジャンプは、現時点で羽生結弦さんしか成功していないので、引き際にはちょうど良いと思ったのかもしれません。
また、羽生結弦さんは、競技人生の中で何度も右足を怪我しています。北京オリンピックの際も、試合後に「右足の感覚がない」と話していました。
右足の怪我は限界を超えてしまっていた可能性があり、引退を決意したのかもしれません。
羽生結弦の夢はアイスショー創設?
一般的には、アマチュアを引退したあとは、プロ転向となりますが、羽生結弦さんの新たな道が示される可能性もあります。
アイスショーを創設するという夢もあるそうで、羽生結弦さんなら世界ツアーも決行できるでしょう。
進退については、北京五輪中の会見でも、「大好きなフィギュアスケートを大切にしながら究めていきたい」と話していました。
エキシビション後にも、「競技かアイスショーかのフィールドは問わない」と発言しており、このときから引退を決めていたかも知れませんね。
3月の世界選手権は欠場していますが、アイスショー「ファンタジー・オン・アイス」は12公演に出場しており、現役続行へ前向きな姿勢も見て取れましたが・・・
羽生結弦さんは震災後、ソチオリンピックに出場するまで長らく指導してもらった、都築さんにこっそり夢について話していたそうです。
フィギュア選手にとって日本での環境はまだまだ厳しく、整備されていないのが現状です。
そのため、羽生結弦さんがプロデューサーをつとめ、リンクやシステムづくりをしていきたいと話していたとか。
羽生結弦さんのような人気・実力もある選手であれば、実現も夢ではなさそうですね。
羽生結弦さんはそのとき、「3年後に日本のスケート界を変える」と決心していたのかもしれません。
また、平昌オリンピックでは、コーチに興味がある発言もしています。
「世界中を周りながら、スケートで1位を目指している人の手助けができたら」「将来コーチになるならブライアンコーチになりたい」と話していたそうです。
もし羽生結弦さんがコーチになったら、多くのトップスケーターが育ちそうですね。
まとめ
今回は、羽生結弦さんの現役引退後について、紹介しました。
今まで進退を語らなかった羽生結弦さんですが、現役引退後はプロに転向するようです。
アイスショー創設という大きな夢も抱いているそうで、今後の展望を本人の口から聞きたいですね。
これからの活躍にも注目ですね!最後まで御覧いただきありがとうございました。