馬場雄大選手はプロバスケットボール選手。
日本のプロリーグ(Bリーグ)からNBAを目指して、アメリカのNBA傘下チームやオーストラリアのプロリーグなどで活躍しています。
日本代表としても、東京オリンピックに出場するなど海外での経験を活かし、チームを牽引する存在となっています。
これまでの経歴と年俸推移から今後の移籍先について予想してみました。
馬場雄大のプロフィール
- 名前:馬場雄大(ばば ゆうだい)
- 生年月日:1995年11月7日
- 出身地:富山県富山市
- 身長:198cm
- 出身高校:富山第一高校
- 出身大学:筑波大学
- ポジション:SG/SF
馬場雄大選手は、身長200cmの元バスケットボール日本代表の父と、元バスケットボール選手の母を両親に持ちます。
バスケを始めたきっかけは、幼稚園の時です。
3歳上のお姉さんがミニバスを始め、お父さんもコーチを務めるようになったことで一緒に付いていくようになったそうです。
お父さんから「バスケをやれ」と言われた訳ではないようですが、一番身近にあったバスケを必然的に選んだということでしょうね。
小学生になってからはミニバスを始め、その才能を開花させていきます。
強豪のチームではなかったようですが、全国大会に出場でき、これが良い経験だったと語ります。
中学校進学後も1年生から試合に出場、2年生ではスタメンに起用されるなど主力として活躍しました。
中学時代の練習は大変キツかったようで、元旦以外の364日は練習か試合をしていたそうです。
在籍した奥田中学では、NBAプレーヤーの八村塁選手が2学年下で一緒に活動しています。
馬場選手といえばダンクが有名ですが、中学3年生のころから挑戦しており、練習を重ね習得しています。
高校1年生の時に初めて公式戦で成功したダンクシュートは今でも覚えているそうです。
高校は、父親がコーチを務める富山第一高校に進学します。
富山県外の強豪校の選択肢もありましたが、馬場選手を含め有能な選手を集め全国を目指すという高校の方針に心動かされ入学を決意します。
2年生からエースとして活躍し、2年連続ウィンターカップに出場しました。
いずれも初戦敗退で、全国の舞台では思うような成績をあげられませんでしたが、高校時代にはオールラウンダーとしてプレーし、今のプレースタイルの礎となっているようです。
大学は筑波大学に進学、1年生から主力として活躍しインカレ三連覇を達成。
大学4年生の時に、Bリーグのアルバルク東京と契約します。
Bリーグには特別指定制度があり、学生としてプロチームと契約することもできますが、本契約でした。
大学に在籍しながら、大学バスケ部は退部しBリーグの試合に出場するという道を選択したのです。
これは将来海外への挑戦を見据えて、少しでも早くレベルの高い環境に身を置きたいという思いからだったのでしょう。
日本代表としても、高校生のころからアンダーカテゴリーで選出されており、2019年ワールドカップ、2021年東京オリンピックに出場しています。
今後も日本代表としての活躍が期待されています。
馬場雄大のこれまでの経歴と年俸
馬場選手のこれまでのプロキャリアの経歴をまとめました。
NBA目指して挑戦し続けています。
- 2017~2019 アルバルク東京(Bリーグ)
- 2019~2020 テキサス・レジェンズ(アメリカ)
- 2020~2022 メルボルン・ユナイテッド(オーストラリア)
- 2021~2022 テキサス・レジェンズ(アメリカ)、メルボルン・ユナイテッド(オーストラリア)
2017~2019 アルバルク東京(Bリーグ)
2017-18シーズンからBリーグのアルバルク東京と契約します。
大学4年生で、バスケ部を退部してのプロ契約でした。
Bリーグの最低年俸はB1で300万円、新人選手は年俸の上限が460万円という規定があります。
Bリーグの平均年俸は2019-20シーズンで約1,600万円程度だということです。
馬場選手も初年度は新人で460万円+インセンティブだったのではないかと思われます。
1年目にはチームの優勝、新人賞獲得がありましたので、2年目の2018-19シーズンは1,000万円程度の年俸があってもおかしくなさそうですね。
2年目のシーズンもアルバルク東京の主力として、リーグ連覇に貢献しています。
2019~2020 テキサス・レジェンズ(アメリカ)
2018-19シーズン終了後にアメリカ挑戦を発表します。
ダラス・マーベリックスの一員としてサマーリーグに参戦しました。
2019年9月に、マーベリックスとエキシビット10契約を交わし、Bリーグ出身選手として初めてNBAと契約を交わした選手となりました。
ただし、エキシビット10とは開幕前までのキャンプ参加の契約で、開幕までに2ウェイ契約に切り替えるか、契約解除が決められます。
2ウェイ契約に選ばれなかった場合でもGリーグ(NBAチーム参加の下部チーム)と契約することができ、60日在籍すれば最大5万ドル(約535万円)の報酬を得ることができます。
結果的に開幕ロスターに選ばれることはなく、Gリーグのテキサス・レジェンズと契約することになりました。
Gリーグの最低年俸は月7,000ドル(約90万円)が5か月間のシーズン中の間支払われます。
馬場選手はこのシーズン、最大でも1,000万円程度、新人扱いなのでもう少し低い年俸であったと予想されます。
このシーズンは、新型コロナウィルスの影響でGリーグが途中で中止となり、41試合に出場しました。
2020~2021 メルボルン・ユナイテッド(オーストラリア)
2020-21シーズンはオーストラリアのリーグNBLのメルボルン・ユナイテッドと契約します。
本当はアメリカでの挑戦を続けたいところでしたが、新型コロナウィルスの影響でGリーグの再開が不透明であったことから、活動の場を求めオーストラリアへ挑戦の場を移します。
NBLでは30試合に出場し、リーグ制覇に貢献しました。
NBLの平均年俸は14万6000豪ドル(約1,100万円)と言われています。
馬場選手も平均くらいの年俸であったと予想します。
2021~2022 テキサス・レジェンズ(アメリカ)、メルボルン・ユナイテッド(オーストラリア)
2021-22シーズンは、NBAを目指し再びアメリカに拠点を移し、Gリーグのテキサス・レジェンズと契約します。
しかし、新型コロナウィルスに感染したことを機に出場することがなくなりました。
シーズン途中で、前シーズンに所属していたメルボルン・ユナイテッドに移籍することを発表。
報告が遅くなり申し訳ありません。
— Yudai Baba 馬場雄大 (@yudai_baba) March 23, 2022
今回シーズンの途中ではありますが、
NBLのメルボルン・ユナイテッド(@MelbUnited)に戻る事になりました!
シーズン途中でありながら、チームに戻らせてくれたチームには本当に感謝です。
2連覇の為に全力で頑張ります!!
宜しくお願い致します。 pic.twitter.com/cYzenD7mya
このシーズンも活躍を見せるも、残念ながらリーグ連覇には至りませんでした。
シーズン途中からの加入でありましたが、前シーズンの活躍を買われての加入でしたので、年俸も前シーズンよりはあがっていたのではないでしょうか。
馬場雄大のNBA移籍先と契約内容予想
2021-22シーズン終了後、馬場選手はNBAのゴールデンステート・ウォリアーズのサマーリーグに参戦することになりました。
ウォリアーズと言えば、ステフィン・カリーが所属し、2021-22シーズンのNBAチャンピオンチームです。
この場でアピールしNBAへの道をこじ開けたいところでしたが、思ったほどの結果を残せませんでした。
馬場選手の来シーズンの移籍先がどうなるかを予想してみます。
- ゴールデンステート・ウォリアーズ
サマーリーグに参戦しましたが、思うような結果が得られず。
チーム層も厚いので、厳しいか? - ダラス・マーベリックス
以前契約した実績もあり、テキサス・レジェンズとの2ウェイ契約なら可能性があるかも? - メルボルン・ユナイテッド
再々復帰。
可能性がないことはないでしょうが、まずはNBA挑戦が優先でしょう。 - 日本復帰
これもNBAで契約が出来なかった場合に可能性があるかもしれません。
復帰するとしたらアルバルク東京か?
その他のNBAチームとの契約の可能性も考えられます。
ただし、本契約にはエキシビット10契約や、2ウェイ契約を経る必要があるでしょう。
いずれにしても狭き門であるので、まずはシーズン前のキャンプへ参加しアピールしてほしいですね。
まとめ
馬場雄大選手のこれまでの経歴とNBA移籍先の予想についてまとめました。
Bリーグ出身選手としてNBAへの挑戦をし続けている馬場選手です。
新型コロナウィルスの影響もあり、苦しい状況が続いていますが、なんとかNBAの舞台に立ってほしいですね。
馬場選手が実績をつくり、その後もBリーグからNBAへの移籍が活発になると日本のバスケ界も楽しみになります。
馬場選手の今後の活躍に期待します。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。