日本人2人目のNBAプレーヤーとなった渡邊雄太選手。
日本代表としても、2018年のワールドカップ、東京2020オリンピックの活躍は記憶に新しく、直近のアジアカップで奮闘がみられました。
そんな渡邊選手ですが、NBA選手としてどのくらいの年俸をもらっているのでしょうか?
NBA1年目からの年俸や年収の推移、またスポンサー契約についても調査しました。
渡邊雄太の経歴
- 名前:渡邊雄太(わたなべ ゆうた)
- 生年月日:1994年10月13日
- 出身:香川県
渡邊雄太選手は香川県出身のプロバスケプレーヤー。
ポジションはSFもしくはPF。
身長は206cmと恵まれた身長の持ち主です。
両親ともにバスケットボールプレーヤーで、渡邊選手も小学生からバスケットボールを始めました。
高校は香川県の尽誠学園高校に進学し、チームをウィンターカップ2年連続準優勝に導く活躍を見せます。
日本人初のNBAプレーヤー田臥勇太選手の後押しを受け、渡邊選手はアメリカ留学を決意。
プレップスクール(大学進学のための準備学校)を経て、NCAA1部のジョージ・ワシントン大学に進学することになりました。
大学ではNCAA1部というトップリーグで凌ぎを削り、4年次には地区の最優秀ディフェンダーに選ばれます。
大学卒業後、NBAのドラフト指名に期待がかかりましたが、残念ながら指名はありませんでした。
しかしながら、NBAサマーリーグに参加し、結果を残したことで2018年にメンフィス・グリズリーズとツーウェイ契約(NBAトップチームと、参加のGリーグの両方に所属)を結び、日本人2人目のNBAプレーヤーとなりました。
2020-21シーズンの開幕前にトロント・ラプターズとエキシビット10(無保証で1年限定のチームオプションのミニマム契約)という契約を結びます。
その後ツーウェイ契約に移行し、活躍が認められ4月19日に正式契約を結ぶこととなりました。
日本人初のNBAドラフト指名となった八村塁選手とは異なり、とても苦労しながらも勝ち取ったNBAの正式契約であり、夢のために諦めない努力が伺えます。
渡邊雄太の年俸推移
NBAプレーヤーとなった渡邊雄太選手ですが、どのくらいの年俸をもらっているのでしょうか。
日本のプロ野球のように、メディアに発表されるわけではないので想定金額で算出してみました。
NBAとの契約形態によって収入が異なりますので、渡邊選手のこれまでのNBAとの契約を整理します。
- 2018-19シーズン ツーウェイ契約(メンフィス・グリズリーズ)
- 2019-20シーズン ツーウェイ契約(メンフィス・グリズリーズ)
- 2020-21シーズン ツーウェイ契約+正式契約(トロント・ラプターズ)
- 2021-22シーズン 正式契約(トロント・ラプターズ)
- 2022-23シーズン 契約内容不明(ブルックリン・ネッツ)
2018-19シーズンの年俸
2018-19シーズンはメンフィス・グリズリーズとツーウェイ契約を結びました。
ツーウェイ契約を結んだ選手の年俸は、NBAチームに帯同した日数とGリーグチームに帯同した日数の日割り計算で算出します。
このシーズンの想定算出年俸は、以下の金額と推定。
$242,280(約2,650万円)
※以下内容で算出
NBAチーム帯同:$4,737(日割り単価)×40日(帯同日数)
Gリーグチーム帯同日:$528(日割り単価)×100日(帯同日数)
2019-20シーズンの年俸
2019-20シーズンもメンフィス・グリズリーズとツーウェイ契約を結んでいました。
前年と同様に算出します。
このシーズンの想定算出年俸は、以下の金額と推定。
$238,700(約2,600万円)
※以下内容で算出
NBAチーム帯同:$5,075(日割り単価)×36日(帯同日数)
Gリーグチーム帯同日:$560(日割り単価)×100日(帯同日数)
2020-21シーズンの年俸
2020-21シーズンはトロント・ラプターズとツーウェイ契約を結び、その後正式契約を結びました。
ツーウェイ契約時の金額と、正式契約の金額を合計して算出します。
このシーズンの想定算出年俸は、以下の金額と推定。
$681,832(約7,400万円)
※以下内容で算出
ツーウェイ契約:$359,939
正式契約:$321,893
2021-22シーズンの年俸
2021-22シーズンはトロント・ラプターズと通年で正式契約を結んでいます。
NBA最低保証年俸が$160万(約1.7億円)ですので、このシーズンの想定算出年俸は、以下の金額と推定。
$1,762,000(約1億9,000万円)
2022-23シーズンの年俸
2022年シーズンでは、ブルックリンネッツと1年間の契約を結びました。
2023年シーズンでは、7月1日にフェニックスサンズと2年契約を結んでいます。
2年間で7億2000万円の契約で、1年換算だと3億6000万円。
なんと、10チーム以上からのオファーがあったそうです。
渡邊雄太のスポンサー契約は?
渡邊雄太選手はNBAプレイヤーとしての年俸の他に、CM出演などのスポンサー契約による収入があるようです。
現在は、以下の企業と契約を結んでいるようです。
- NIKE
- LEXUS
- サンクロレラ
- ネットブラウザBrabe
各社との契約金額は公表されていませんが、一流スポーツ選手は1社1億円とも言われています。
各社1億と想定すると、年俸とは別に4億の収入がある考えられます。
NIKE
渡邊雄太選手は、2018年からNIKEと7年契約をしています。
渡邊選手が履いているシューズの提供やユニフォームの販売などを行なっています。
2021年の日本代表に選ばれていた時に履いていたシューズはNIKEのズームフリーク2
その前はNIKE PG3やハイパーダンクなどを履いていました
LEXUS
サンクロレラ
ネットブラウザBrave
まとめ
今回は、渡邊雄太選手の年俸や年収について調査しました。
年俸の推移は以下の通りと推定。
- 2018-19シーズン $242,280(約2,650万円)
- 2019-20シーズン $238,700(約2,600万円)
- 2020-21シーズン $681,832(約7,400万円)
- 2021-22シーズン $1,762,000(約1億9,000万円)
- 2022-23シーズン 2億6000万円
- 2023〜 3億6000万円
当たり前ですが、NBA正式契約の狭き門を突破すると年俸も跳ね上がります。
それでも、NBA最高年俸のステファン・カリー(ゴールデンステート・ウォリアーズ)は年俸50億とも言われていますので、まだまだ上がる可能性もあります!
逆に、正式契約でないツーウェイ契約の場合はそれほどもらえてないことが分かります。
上記年俸に加えて、スポンサー契約もありますので直近の年収は6億円程度と予想されます。
ラプターズとの契約は終了し、来シーズンの契約は未定の渡邊選手。
私生活では結婚され充実しているようなので、今後もNBAでの活躍を期待したいですね。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。