95年振りにアマチュアとして「日本オープン」を制した蝉川泰果選手がプロ転向しましたね。
先日行われた「三井住友VISA太平洋マスターズ」では、プロ2戦目での最速優勝とはなりませんでしたが、これからの活躍が期待できる内容でした。
今回はそんな蝉川選手の出身高校や、凄腕なのにプロ転向が出来なかったとの噂について調査しました。
これからの男子ゴルフ界を引っ張っていく存在になれる蝉川選手について知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。
蝉川泰果の出身は興国高校!
日本男子ゴルフ界の期待の新星、蝉川泰果選手。
兵庫県出身ですが、高校は大阪府にある私立の男子校の興国高校を卒業しています。
興国高校は様々なスポーツが盛んな男子校で、野球選手やサッカー選手、プロゴルファーなど多くのアスリートを輩出しています。
プロボクサーの井岡一翔選手やサッカー日本代表の南野拓実選手も興国高校出身です。
また、お笑い芸人のぼんちおさむさんや笑福亭鶴瓶さんも興国高校の出身です。
蝉川選手もやはりゴルフのためにゴルフの名門高である興国高校に進学されたんでしょうね。
興国高校のコースは以下の5つ。
- 普通科スーパーアドバンスコース・プレミアムアドバンスコース 偏差値56
- 普通科アスリートアドバンスコース 偏差値48
- 普通科キャリアトライコース 偏差値42
- 普通科進学アカデミアコース 偏差値40
- ITビジネス科 偏差値40
蝉川選手はアスリートアドバンスコースだったのではと思います。
高校2年生の時に、関西ジュニアゴルフ選手権で優勝。
高校3年生の時に、国体で優勝をしています。
高校卒業時にプロ転向をしたかったのですが、実力が足りないと判断し、強豪選手が多数在籍する東北福祉大学への進学を決めたそうです。
高校時代の実績も十分なのに実力が足りないと判断したってめちゃめちゃストイックですね。
凄腕でもプロ転向できなかったって本当!?その理由に迫る!
更に実力をつけてプロの世界へ向かうために東北福祉大学へ進学後は、なかなか思うようなゴルフが出来なかったそうです。
ですが、2021年の日本オープンで予選を通過したことがきっかけで、「我慢してピンチをしのげば、予選を通過できるんだな」と思い、攻めるだけがゴルフではないと知ったそうです。
2021年には日本学生2位、日本アマ4位で2022年度のナショナルチームに選出されています。
また、世界アマチュアランキングでも1位になりました。
これは日本勢としては、松山英樹選手、金谷拓実選手、中島啓太選手に次いで史上4人目となります。
男子プロの資格を得るためには、日本プロゴルフ協会の資格認定プロテストに合格する必要があります。
また、日本男子ツアーの出場権を得るには、ツアーを主管する日本ゴルフツアー機構の予選会を突破しなければなりません。
9月のパナソニックオープンでツアー史上6人目のアマチュア優勝を飾っていた蝉川選手は、すでにこの資格を取得していました。
ですが、プロに転向する為には日本学生ゴルフ連盟に退会届を提出し、アマチュア登録を返上しなければなりません。
蝉川選手は大学ではゴルフ部のキャプテンを務めており、常陸宮杯大学選手権での団体優勝を置き土産にプロ転向を宣言するつもりだったのかと思われます。
この大会では個人トップスコアで最優秀選手に選出されましたが、チーム戦で日大に8ストローク差の純優勝となり、「団体優勝で恩返しをしたかった」と悔しがっていました。
キャプテンとしての責任感と、一緒に過ごしてきた仲間のためにという思いがあったんでしょうね。
これからはプロの世界で活躍することが、仲間たちへの恩返しになるのではないでしょうか。
まとめ
今回はプロゴルファーの蝉川泰果選手の出身高校や、凄腕なのにプロに転向できなかった理由について調査しました。
高校卒業時に実力不足と判断し、大学進学を選んだ蝉川選手。
その大学でしっかりと実力をつけて、「日本オープン」アマチュア優勝という快挙を成し遂げて、満を持してのプロ転向となりましたね。
プロ2戦目での最速優勝とはなりませんでしたが、プロ初優勝もそう遠くはないのではないでしょうか。
日本男子ゴルフ界に現れた期待の新星をこれからも応援していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。