大坂なおみさん(プロテニス選手)の父親についてここでは紹介します。
彼女の父親の国籍は?職業は?大坂なおみさんとの関係についても確認してみましょう。
大坂なおみさんといえば、男女通してアジア人初のテニス世界ランキング1位、世界四大大会である全米オープン、全豪オープンの優勝などアスリートとして輝かしい実績を持った選手として有名です。また、家族や仲間を非常に大切にする魅力的な女性としても多くの注目を集めています。
ところで、彼女は母方の姓である「大坂」を名乗っています。父親であるレオナルドさんももちろんなおみ選手の大切なファミリーですが、父方の姓はあまり知られていないのではないでしょうか。
大坂なおみの父親の国籍は?
大坂なおみ選手の父親はレオナルド・フランソワ氏。
「ハイチ共和国出身のアメリカ国籍をもつ人」、すなわちハイチ系アメリカ人です。
出身地であるハイチはカリブ海に浮かぶ島国であり、中南米と呼ばれる地域の中では最貧国とされています。そのためテニス選手は多くはないものの、大坂なおみの活躍は連日報道されており、大統領からも祝福の言葉が贈られていました。
また、2018年に出場した大会のインタビューでなおみ選手が
日本のためにプレーすることは本当に名誉なことです。さらに父親はハイチ人です。だから、ハイチも代表している
と発言し、自身のルーツである日本、アメリカ、そして、ハイチという3つの国を誇りにしている様子を明らかにもしています。
大坂なおみの父親の職業は?
父親はニューヨーク市立大学シティカレッジを卒業した後、日本に滞在しています。その時に大坂なおみの母親である環さんと出会っています。
日本に滞在していた時は英会話講師をしており、大阪での勤務経験もあり当時は大阪弁も話せるということで、人気を博したということです。
2001年に家族は家族はアメリカへ移住。ニューヨークに住み、大坂なおみが3歳の頃から父親がトレーニングの指導をしていました。
驚くべきは、父親はテニス経験がないということ。ただ、若い頃のバスケット経験がありスポーツ万能だったため、熱心な指導を彼女に行なっていたそうですよ。
また、映画監督をしていたという情報もあります。出身大学には「映像製作学科」があることから、そこで学んでいたのかもしれませんね。作品としては3作品のみですが、
- 2006年「セルフィッシュ・ラブ」
- 2009年「ハードタイム」
- 2012年「ポップ・パ・パパ」
という作品が残っており、3作目には幼い大坂なおみと姉のまりも出演していました。
大坂なおみが父親の姓を名乗らない理由は?
大坂なおみが父親姓を名乗らない理由としては、生活に不便が生じないようにするため、という理由が大きいようです。
大坂なおみと姉の大坂まりが生まれたのは日本の大阪でした。母親姓の「大坂」を名乗った方が、少なくとも日本では生活がしやすかったようです。
他の国で生活する場合でも「大坂(オオサカ)」は発音がしやすく、親しみを持ってもらいやすいというのもあるようです。
これについては度々質問があるようで、「日本の大阪で生まれるとみんなオオサカになるの」といったジョークも飛び出しているのだとか。
まとめ
大坂なおみと父親の間には深い信頼関係があるということが言えそうです。
父親はハイチ出身アメリカ人であり、多才であり、大坂なおみのよき理解者でもあります。
大坂なおみはハイチを訪問した際、「10億ドル(約1千億円)があったら何をしたい」と問われて、「父がハイチに建てる学校を手伝いたい」と答えていたそうです。
素直で家族思いのこれからの彼女の活躍に、ますます期待したいところですね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。