小田凱人の病気は骨肉腫だけど歩けるってホント?壮絶な過去や生い立ちまとめ 

小田凱人選手といえば、車椅子テニスプレイヤーで全仏オープンで優勝し世界ランキング1位に輝いた選手です!

小田凱人選手は、壮絶な過去を送っていてそのエピソードが凄かったので調査しました。

また完全な車椅子生活ではなく、歩くことが出来るという気になる情報も…!

ぜひ最後までご覧ください!

目次

小田凱人の病気は生まれつき? 

小田凱人選手は生まれつきではなく、後天性の疾患だったそうです。

病気が発覚したのは9歳の時でした。

それまで、元気に幼少期を過ごしていた小田凱人少年は、プロサッカー選手を目指していました。

憧れの選手は、元日本代表の本田圭佑選手や元アルゼンチン代表のメッシ選手だったそうですよ! 

突然の悲劇が小学3年生になる前の春休みでした。

サッカーの練習中に左股関節付近に痛みを感じていましたが、小学3年生に上がった5月に運動会があり、リレーに出たかったため、ずっと我慢をしていたそうです。

運動会が終わった後、あまりの痛みに靴下すら吐くことができなった為、これはおかしいと思い病院に受診しました。

紹介された大学病院で発覚したのは、左股関節の悪性骨肉腫でした。

骨にできる悪性腫瘍の中で、最も有名な病気です(肉腫とは、広い意味の「がん」ですが、骨や筋肉・脂肪・神経・血管などに発生した悪性腫瘍を「肉腫」といいます)。

引用元:済生会病院HP

小田凱人の壮絶な治療

すぐに悪性骨肉腫への治療が始まりました。

2015年には12時間にも及ぶ手術を受けています。

この手術では、人工関節をいれる手術ですが、人工関節を固定するために、左の腹直筋を切り取り、大腿部(太もも部分)に移植をしたそうです。

そのため、術後は2か月ほど寝たきりの状態で、常に足も痛い日々が続きました。

さらに、リハビリのために痛みを耐える日々も続き、その入院治療期間は1年近くもかかっていたそうです。

小田さん:「常に脚は痛くて、手術終わって、1カ月、2カ月は寝たきり。毎日、痛くて泣いてっていう生活ばっか。常につらかった。一番は『サッカーはできなくなる』と言われた。退院して、またサッカーに戻りたいって思いは、手術する前にはあったんですけど。もう、これは難しいな」

NHKオンライン

数日入院するだけでもストレスなのに、痛みと入院生活という苦痛をひたすら耐える日々だったんです…想像を絶する、相当辛い気持ちになっていたことでしょう。

小田凱人と車椅子テニスとの出会い

悪性骨肉腫を患い、小田凱人選手が一番つらかったのは、夢であったサッカー選手になれないことでした。

必死に夢を追いかけて練習に明け暮れていたのに、突然サッカーができないと言われ、走ることもできず、歩くことさえままなりません。

毎日辛くて泣いてしまっていたそうです。

そんな小田凱人選手がパラスポーツと出会うきっかけを与えたのが当時の小田選手の担当医でした。

小田凱人選手が、パラスポーツの存在を知り、YouTubeでパラスポーツの動画を貪るように観ていたそうです。

その中で、興味を持ったのが車椅子テニスでした。

最初の興味ポイントは、競技用車いすのカッコよさで、乗ってみたい、と思ったことだったそうです。

そして、新たな夢への第一歩が、2023年1月に引退発表されたトップ車椅子テニスプレーヤーである国枝慎吾選手の試合動画の観賞でした。

小田選手は「入院中に刺激を受けたのが国枝さんがプレーする車いすテニスで、それがモチベーションになって、リハビリも頑張れたし、すごく救われた感覚があった。何かを頑張ってみようという気持ちに車いすテニスに出会ってなったので、自分もそういう人になりたい」と話しています。

引用:NHKオンライン

車椅子テニスのカッコよさ、国枝慎吾選手の凄さに惹かれ、車椅子テニスで世界一になる夢を新たに持つことが出来たそうです。

そこから現在に至るまで、トレーニング、治療、予防…と数々の辛さや不安、恐怖と戦ってきたことでしょう。

そんな小田凱人選手は、素晴らしい成績を残しています。

2021年 車椅子テニスジュニア世界ランキング 1位
2022年 プロ転向
2023年 全仏オープン優勝
    史上最年少での世界ランキング1位
2023年 ウィンブルドン選手権 初優勝

辛くてすべてを投げ出したい日もあったことでしょう。

それでも苦難を乗り越えて、多くの人々に勇気を与える活躍を残してくれている小田凱人選手、とてつもなくカッコいいですね!

小田凱人は現在歩けるのか?

治療当時は歩くこともままならなかった小田凱人選手。現在の症状はどこまで回復したのか気になりますよね。

短い移動では杖をついて歩くことが出来る!

長距離を歩いて移動は困難ですが、短距離であれば杖をついて歩くことが出来るそうです。

というのも、車椅子のみで生活することによる、脚力の低下を予防する必要があるそうです。

人目に付かないところでも、コンディションをキープする努力されていたんですね。

また、現在までに肺に転移するなど、悪性骨肉腫が再発する可能性も抱えている小田凱人選手。

常に前を向き、ポジティブに物事を捉え、ひたすら挑戦しにいく精神力は、壮絶な人生を耐え抜いた証ではないでしょうか。ひたすらに励まされます…。

まとめ

目覚ましい成長を続ける小田凱人選手。

小田凱人選手の病気は、生まれつきではなく、9歳に発症した悪性骨肉腫によるものであることがわかりました。

辛い治療やリハビリを耐え抜き、まっすぐに挑戦し続ける姿は、多くの人に勇気を与えていることでしょう。

今後も、小田凱人選手の活躍から目が離せません!引き続き応援していきます!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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