オリンピックの正式種目となって注目を集めるサーフィン。
中塩佳那選手は、2022年からプロサーファー選手として活躍中です。
日本サーフィン連盟の年間ランキングで5年連続で1位となる活躍を見せており、現在パリ五輪に向けて活動中です。
そんな中塩選手の出身高校や大学について調査しました。
大学進学に向けては、文武両道を貫き早稲田大学合格をつかんだ秘訣も紹介します。
中塩佳那の高校は?
中塩選手は千葉県立大原高校を卒業しています。
偏差値は43で比較的難易度の低い高校でしょうか。
中塩選手は宮城県仙台市出身で、5歳からサーフィンを始めています。
しかし、東日本大震災の影響で仙台ではサーフィンができない状況となり、千葉県に移住することになりました。
移住した千葉県の県立高校に進学しています。
大原高校は海が近いということもあり、高校選びの一つになったのかもしれませんね。
高校進学にあたっては、通信制か全日制で悩んだそうです。
結果としては全日制の県立大原高校を選択しています。
周囲で活躍するプロサーファーには通信制の高校で学ぶ選手も多いようです。
しかしながら中塩選手は、学校が好きだったということで、学生生活の思い出も残したかったのでしょうね。
また、通信制から全日制への変更は難しいけど、全日制から通信制への変更はできると考えたようです。
可能性を閉ざさないために、全日制の高校の進学を決めたんですね。
高校生活では、競技と勉強を両立する日々を続けていました。
1年間実施してみてやっていけると感じ、そのまま全日制を続けました。
ただし、体育祭などの学校行事に参加できない、ということもあったようです。
2年生のときからは、コロナ禍となりサーフィンの試合が無くなり学校行事に参加できるようになったようです。
コロナがいい方向に働いた事例ですね。
早稲田進学で文武両道の秘訣がカッコいい!
中塩選手は高校卒業後、早稲田大学に進学します。
大学進学にあたっても、いろいろな葛藤があったようです。
母親とは、競技人生のピークを考えると、大学は競技が終わってからでもいいのではないか、と話したそうです。
プロサーファーでは大学進学する選手が少数派ですが、大学進学を決めました。
これも、高校時代からの文武両道、サーフィン競技と勉強の両立を行ってきた中塩選手だから決断できたのでしょうね。
中塩選手は、「トップアスリート入試」という形式で、書類審査や面接、エッセイなどの試験を行ったそうです。
結果、スポーツ科学部に合格します。
サーフィンを研究する人が少ないなかで、自分自身をモデルとして研究・分析していくということです。
研究した結果が自分自身の競技に返ってくるので、研究のやりがいがありそうですね。
これらの研究データが後輩に活かせればとも考えているようです。
スポーツコーチングや栄養学についても学ぶ意欲を見せています。
自身の競技人生だけでなく、その先の人生を見据えて勉強しようとしているところが垣間見えますね。
早稲田大学のスポーツ科学部にサーフィンを専門にしている人はいないようなので、中塩選手が第一人者となります。
また、スポーツ科学部には他のトップアスリートも在籍しているようで、刺激を受けているみたいですね。
スノーボードの北京五輪代表の小野光希選手も在籍しています。
大学までは片道3時間かかるそうですが、週3回は通っているとのこと。
週2日はオンライン授業を自宅で受講しているようです。
月曜日以外は毎日海に入ってい練習をしており、高校時代と変わらず文武両道を続けているみたいですね。
高校時代から文武両道を実現し、大学進学まで決めた中塩選手。
自らが見本となって、サーフィンで結果を残しながら高校も大学も行けることを示したかったということです。
今後、サーフィン選手のモデルとなるといいですね。
中塩佳那のプロフィール
- 名前:中塩佳那(なかしお かな)
- 生年月日:2004年1月29日
- 出身地:宮城県仙台市
- 身長:150cm
主な成績
- 全日本サーフィン選手権大会 4連覇
- 全日本級別サーフィン選手権 4連覇
- ジュニアオープンサーフィン選手権 3連覇
- 5シーズン連続NSA女子年間ランキング1位
まとめ
今回は、プロサーファー選手として活躍する中塩佳那選手の高校・大学について調査した結果を紹介しました。
高校は、全日制の千葉県立大原高校に通っていました。
全日制にこだわり、サーフィンとの両立を実現し結果を残し続けました。
大学は、早稲田大学のスポーツ科学部に進学します。
文武両道を実現し、サーフィンの研究やコーチング・栄養学について学んでいくそうです。
サーフィンで実績をあげながらも、高校・大学に通えるということを示したいという思いがあったようですね。
オリンピック競技となって注目を浴びているサーフィンで活躍する中塩選手。
パリ五輪に向けて更なる活躍を期待したいですね。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。