プロ3年目の2023年シーズンに、2桁勝利と大飛躍した阪神タイガース・村上頌樹投手。
その活躍っぷりは岡田監督も驚くほどで、18年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献しましたね。
そんな村上頌樹選手のすごさは、いったい何なのでしょうか。
今回は、村上頌樹選手のすごさについて、調査しました!ぜひ、最後までご覧ください。
村上頌樹の何がすごいかまとめ!
現在、防御率リーグ1位を記録している、村上頌樹選手。
いったいなぜ「すごい」と言われているのか、見ていきましょう。
防御率1点台
防御率が1点台で、リーグトップに立っているという時点で、かなりすごいことのようです。
昨シーズン、1点台をマークしていたのは、山本由伸投手と千賀滉大選手の2人だけだったようです。
そのまま1点台を記録してシーズンを終了すると、セリーグ3年ぶりの快挙となります。
K/BBとWHIPの数値
また、K/BBと呼ばれる、投手の制球力と三振奪取能力を図る指標と、WHIPという1イニングあたり何人の走者を出したか、という数値です。
3.5を超えていれば良い投手とされており、5.0を越えると超一流の投手として評価されます。
なんと、村上頌樹選手は7点台を超えており、奪三振が少ないコントロール力に優れた一流投手ということになります。
WHIPも0点代を記録しており、オリックスの山本由伸投手をも上回っている驚異的な数値です。
ストレートの精度
村上頌樹投手は、回転数にこだわったストレートを得意としています。
幼少期から、元阪神の藤川投手が好きだったそうで、浮き上がるような火の玉ストレートを目標にしていました。
2022年秋からは、チームメイトの青柳投手に弟子入りし、ストレートの精度向上のトレーニングをしています。
その結果、プロ平均回転数2200前後をおさえ、2400~2500を記録するようになったのです。
ストレートの回転数・制球力向上、そして変化球、スローカーブも武器にしました。
また、元中日監督で3冠王を3度獲得した落合博満氏も、村上頌樹選手のストレートだと思ったらスライダーのように変化する「真ッスラ」を、評価していました。
村上頌樹のドラフト時は評価が低かった?
村上頌樹投手のドラフト時の評価は、意外なほど低かったそうです。
高校時代、村上頌樹選手は選抜でエースとして優勝し、大学時代も東洋大のエースとして活躍しました。
大学3年生のときには投手3冠、ベストナインの獲得といった、輝かしい成績を残しています。
しかし、大学4年生の秋には、右腕の肉離れでを起こしてしまい、1試合登板という結果で、ドラフトの評価が落ちてしまったようです。
怪我がなけれなば、ドラフト上位での指名も十分あったと思いますが・・・スカウトの評価は低かったそうです。
スカウトからすると、大学が村上頌樹選手のピークで、体も小さいので、プロでは通用しないと思ったそうです。
しかし、2020年のドラフト時、阪神の矢野燿大監督は、村上頌樹選手にずっと注目していたそうですよ。
そして、ドラフト当日に東洋大に調査書を出して、指名しています。
「ずっと気になっていた。緩急が使えて、落ちるボールもある。捕手としてリードしたいピッチャー」
スポニチ
矢野監督は現役時代キャッチャーで、多くのピッチャーを見てきました。
その経験から、村上頌樹選手のセンスを感じていたのでしょう。
2軍での成績もすごい!
村上頌樹投手は、2軍時代も素晴らしい成績を残しています。
2021年シーズンでは、10勝1敗、防御率2・23で、最多勝、最優秀防御率、最高勝率の投手3冠を獲得しています。
2022年シーズンは、最優秀防御率、最高勝率の投手2冠で、最多奪三振となっています。
2年連続で最優秀防御率、最高勝率と、2軍でも圧倒的な成績を残していました。
そして1軍投手となり、阪神タイガーズ優勝に貢献、セ・リーグMVPと新人王を獲得しています。
村上頌樹の年俸はどうなる?
村上頌樹投手は、2020年にドラフト5位で阪神タイガースに入団しています。
その際は、契約金4,000万円、年俸720万円で合意しました。
2年目の2022年は、30万円アップの750万円となり、2023年も現状維持の750万円でした。
2年目~3年目は、最優秀防御率、最多勝利などの記録を樹立しており、着実に実績を重ねていました。
3年目となる2023年シーズンは、開幕ローテーション入り、21登板しています。
そのため、来期は年俸の昇給率がすさまじいことになると推測されています。
最近の阪神タイガースですと、湯浅京己投手が2022年に昇給率840%、湯浅京己投手も年俸500万円から4,700万円となりました。
また、ほかの選手も契約更改で年俸が大幅にアップしているので、村上頌樹選手の年俸もかなりあがると思います。
現在年俸750万円ですが、次回の契約更改で、1,000万円を越えるのは間違いないですね。
しかし、いきなり5,000万円を越えることは考えにくく、年俸3,000万円~5,000万円くらいでは?と予想されます。
まとめ
今回は、村上頌樹のすごさにについて、紹介しました。
村上頌樹選手は防御率やストレートの精度など、安定感のあるプレーで存在感を見せつけていますね。
ドラフト時は注目されていなかった村上頌樹選手ですが、阪神タイガースでは輝かしい成績をおさめています。
これからの活躍にも注目ですね!最後までご覧いただき、ありがとうございました。