2022年12月24日、元日本代表でヴィッセル神戸に所属するJリーガーの槙野智章選手が今シーズン限りでの引退を表明しました。
突然の発表だったので驚きましたね。
引退を決断するきっかけや、これからどういった仕事をするのか気になります。
そこで、今回は槙野智章選手の引退理由や、今後の仕事・目指す監督像について調査しました。
槙野智章の引退理由は2個!
- 名前:槙野智章
- 生年月日:1987年5月11日
- 出身地:広島県広島市
- ポジション:ディフェンダー
- 所属チーム:サンフレッチェ広島→FCケルン→浦和レッズ→ヴィッセル神戸
槙野智章選手はJリーグに所属するプロサッカー選手で日本代表として、ワールドカップ2018ロシア大会にも出場をしています。
「プレー以外の面でも観客にサッカーを楽しんでほしい」という考えから、ピッチ内外において様々なパフォーマンスを行っていることでも有名ですね。
トリックPKが後に反則行為と判断されたり、遅延行為としてゴールパフォーマンスを審判に静止されたりと時に物議を醸してもいますが、個人的には好きな選手です。
槙野選手自身はパフォーマンスについて「サッカーファン以外の人、これからサッカーを好きになっていく子供たちのためにも、もっとサッカーを好きになってほしい一心でやっている」と語っています。
そんな槙野選手ですが、2022年12月24日に放送された日本テレビ『Going! Sports&News』の冒頭で現役引退を発表しました。
この突然の発表には、本田圭佑選手も「あんまり納得していないです」とメッセージを送っていましたね。
2021年に浦和レッズを退団し、ヴィッセル神戸に移籍してわずか1年で引退というのは、確かに私も驚きましたね。
個人的には「最後は浦和に戻るのかなぁ」なんて思っていたので。
槙野選手が引退を決断した理由が主にこちらの2点だとか。
- 以前の自分を取り戻すことができなかった
- 監督をやりたいという気持ちが強くなってきた
2022年の槙野選手はリーグ戦の出場がわずか16試合、プレー時間が711分に終わったことが引退を決意する引き金になったと本人が明かしています。
「エンターテイナーとしてたくさんのファン・サポーターを喜ばせる、そして感動させるプレーをこれまでやってきましたけれども、今年1年はそういうプレーができなくなってきました。コンディション的にも、以前の自分を取り戻すことができませんでした。
RON SPO
リーグ戦に最後の先発したのは5月14日のサガン鳥栖戦。
フル出場で勝利に貢献しましたが、右ヒラメ筋に全治6週間の肉離れを負うなど、故障に悩まされて残留争いを行うチームの戦力になれなかったことも引退の決断に繋がったようです。
また、以前から胸の中に抱えていたもう1つの夢も引退決断の後押しをしたそうです。
目指す監督像や今後の仕事を調査!
引退を決断した槙野選手ですが、次の仕事は監督業を目指すと発表しました。
「サッカー選手として輝いている自分だけで終わりたくない。選手以上に年々模索しながらやってきた。自分は監督になりたい」と宣言したように、以前から現役と並行してセカンドキャリアへの準備も進めていました。
Jリーグで監督を務めるには、日本サッカー協会が発行する公認指導者ライセンスの最高位であるS級を取得しなければいけません。
C級→B級→A級と順次取得していくため、通常2~3年取得までの年数が強いられます。
槙野選手は、コロナ禍で長期中断を強いられていた2020年前半の段階でオンラインで実施されていたB級コーチ養成講習会を受講していました。
元々現役のうちにB級までは取得しておきたいという考えがあったそうです。
そして目標に向けて本格的に歩み始めたいと決断させたのが、ピッチレポーターや解説として現地での取材に携わったワールドカップカタール大会だったとか。
日本の快進撃を目の当たりにする中、サンフレッチェ広島やU20日本代表で選手とコーチの関係だった森保一監督の立ち振る舞いに刺激を受けたと番組で明かしていましたね。
ちなみに槙野選手が目指す監督像としては、北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督との事です。
「あの監督を見に行きたい、あの監督が指揮するチームを見たいと思ってもらえるような監督になりたい」とも語っています。
Jリーグを指揮するためには数年の勉強が必要ですが、「オファーがあればすぐ飛びつきたい」と指導者への情熱は燃え盛っていますね。
ライセンス制度は改善の余地があると考えているようですが、こちらは本田圭佑選手も同じような考えで何度となく問題を提起しています。
もしかしたら本田選手と槙野選手が協力して何かしらの行動を起こしてもおかしくないですね。
まとめ
今回は引退を発表した槙野智章選手の引退理由や、今後の仕事・理想の監督像について調べてみました。
槙野選手は新庄剛志監督と同じように、ファンに喜んでもらうことに重点を置いていますからね。
ぜひ新庄監督のように、ファンを沸かせられる監督になりJリーグを盛り上げてもらいたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。