KING KAZUこと三浦知良選手。
日本サッカー界のレジェンドとして君臨しています。
2024年時点で57歳の年齢ですがJFLの鈴鹿ポイントゲッターズの選手として、自分の息子と同世代の選手たちと一緒に現役のサッカー選手として活動をしています。
過去にはブラジルやイタリアでもプレーしたことのあるカズ選手の年俸推移やスポンサー契約、生涯年俸について調べてみました!
*金額はすべて推定値となります。
三浦知良の年俸はいくら?デビューから現在までの推移を調査!
まずは三浦知良選手のプロフィールを紹介します。
- 名前:三浦知良
- 生年月日:1967年2月26日
- 出身地:静岡県静岡市
- ポジション:フォワード
- 主な所属チーム:サントス、ヴェルディ川崎、ジェノア、横浜FC、鈴鹿ポイントゲッターズ
2022年からJFLの鈴鹿ポイントゲッターズに所属しています。
ここに至る間でに多くのチームに所属し、Jリーグ絶頂期や0円提示など様々な経験をしてきたカズ選手。
年俸とともにその歴史を振り返ってみましょう。
ブラジル修行時代:4年で1億に!
カズ選手は全国でも屈指の名門、静岡学園高校に入学しながらもわずか8か月で中退。
ブラジルに単身で渡航し、プロのサッカー選手を目指します。
当時の高校の監督には「絶対に無理だ」と言われても、自分の夢に向かって邁進し続け、1986年・カズ選手が19歳の時にブラジルの名門チーム・サントスFCと見事プロ契約を結ぶことに成功しました。
実はこの前の年に夢を諦めて日本に帰ることも考えたそうです。
ですが、ふと立ち寄った公園で子供たちが裸足だったり中には片足がない子もいたり、またボールも古くて汚い物なのに楽しそうにサッカーをしているのを見て、「自分にはスパイクも両足もいいボールもある。何を贅沢なことを言っているんだ」と帰国を思いとどまったそうです。
この時の年俸はわずか700万円程でした。
その後ブラジル国内で4チーム渡り歩き、1990年・23歳の時にサントスFCに復帰。
わずか4年で年俸はなんと1億円まで膨れ上がりました!
異国の地で1人で道を切り開き、10倍以上の年俸を獲得するまでにどれほどの努力をしたのか、想像がつきません。
1990年7月にJリーグ発足が現実味を増す中、W杯の出場権を目指す日本代表に貢献するために、代表選考の対象になりやすい日本に帰国することを決断します。
Jリーグ、イタリア時代:最高2億4千万円
カズ選手が日本に戻ってきて所属したチームは、読売サッカークラブ(ヴェルディ川崎=東京ヴェルディの前身)。
この時の年俸は1億円でしたが、ブラジル時代とのプレースタイルの違いに戸惑い、思ったような結果が出せませんでした。
21試合で4ゴールと期待したファンからも評判倒れだと揶揄されていました。
その後徐々に順応を見せ、1992年のゼロックスチャンピオンカップでチームを優勝に導く決勝ゴールを決めるなど活躍を残すようになっていき、年俸も2億4000万円まで増えていきます。
そして1994年、カズ選手が27歳の時に当時世界の最高峰を誇ったイタリア・セリエAのジェノアへ移籍をします。
2億4000万円だった年俸が1億円まで下がりますが、念願だった欧州進出を図りました。
当時は商業的な移籍と言われることもありましたが、アジア人初のセリエAプレーヤーとなりました。
結果としてこの移籍はうまくいかず、1995年にヴェルディ川崎に復帰します。
Jリーグ復帰~横浜FC時代:最高2億6千万円
1996年にヴェルディ川崎で得点王になり、1億円だった年俸は2億4000万円に。
1998年にはヴェルディ川崎の経営縮小のため、2億6000万円の高給取りで30歳のベテランだったカズ選手に対して年俸0円提示がされました。
ここからザグレブ(クロアチア)、京都サンガ、ヴィッセル神戸とチームを渡り歩き、年俸も5000万、6000万、7500万と変動しています。
その後横浜FCに17年間在籍し、加入当時はJ2だったため年俸も2000万円~3000万円でしたが、2020年・2021年はJ1に昇格したため、年棒も4000万円に上がっています。
そして2022年1月11日、お兄さんである三浦泰年さんが監督兼ゼネラルマネージャーを務める鈴鹿ポイントゲッターズへ期限付き移籍が発表されました。
サントス/パルメイラス/マツバラでプレー 87試合 11得点
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1986 (19) 700万円
1987 (20) 1,000万円
1988 (21) 1,400万円
1989 (22) 2,000万円
読売クラブ/ヴェルディ川崎/ジェノア (loan)でプレー 213試合 101得点
1990 (23) 1億0000万円
1991 (24) 1億5000万円
1992 (25) 2億4000万円
1993 (26) 2億4000万円
1994 (27) 1億0000万円
1995 (28) 1億0000万円
1996 (29) 1億0000万円
1997 (30) 2億4000万円
1998 (31) 2億6000万円
NKディナモ・ザグレブへ移籍 12試合 0得点
1999 (32) 2億9000万円
京都パープルサンガへ移籍 41試合 21得点
2000 (33) 8,000万円
ヴィッセル神戸へ移籍 103試合 24得点
2001 (34) 8,000万円
2002 (35) 7,500万円
2003 (36) 4,500万円
2004 (37) 4,000万円
横浜FCへ移籍 16試合 4得点
2005 (38) 3,500万円
シドニーFCへ移籍 4試合 2得点
2006 (39) 3,500万円
横浜FCへ復帰 248試合 23得点
2007 (40) 4,000万円
2008 (41) 3,500万円
2009 (42) 3,500万円
2010 (43) 3,500万円
2011 (44) 3,500万円
2012 (45) 1,700万円
2013 (46) 1,500万円
2014 (47) 1,300万円
2015 (48) 1,000万円
2016 (49) 1,000万円
2017 (50) 1,000万円
2018 (51) 1,000万円
2019 (52) 1,000万円
2020 (53) 1,000万円
2021 (54) 1,000万円
2022 (55) 1,000万円
三浦知良選手はスポンサー契約しているの?生涯年俸もあわせて調査!
スポーツ選手といえば年俸以外にCMやテレビ出演などでもギャラが発生します。
そういったものに出演依頼が来るのも人気のバロメーターですよね。
カズ選手が出演しているCMとして有名な物は大正製薬のリポビタンDや、メンズエステのダンディハウスがありますね。
また、カズ選手が所属しているというだけで、多くのスポンサーがそのチームに集まりファンもグッズを購入するといった経済的な効果もあります。
「僕は客寄せパンダで十分ですよ。だって普通の熊じゃ客は来ないんだもの。パンダだから見に来るんだもの。熊はパンダになれないんだから」
引用元:アエラスタイルマガジン
カズ選手がプロデビューを果たした19歳から現在の55歳までの生涯年俸を計算してみると26億2600万円でした。
これに加えてCMなどのスポンサー料や雑誌やテレビのインタビュー、MVPなどの賞金なども含めると、すさまじい額になりそうですね。
いや、すでになっていますね(笑)
まとめ
年俸は最高2億6000万円から最低0円!
2021年は3社のCMに出演!
生涯年俸26億2600万円!
0円提示の屈辱を味わいながらも37年間プロサッカー選手として活動してきたカズ選手。
その歴史を振り返ると改めてキングと呼ばれる理由が分かる気がします。
ここまで来たら、ご自身が満足するまで現役として続けていってほしいです。
頑張ってください!