2021年7月26日の東京オリンピック、卓球混合ダブルスで金メダルを取得した伊藤美誠選手と水谷隼選手が、試合中にコロナルール違反をおかしたとして、中国のSNSやメディアで指摘され、炎上しています。
違反と言われている行為について、また違反行為が選手にとって何を意味するかについても調査しました。
伊藤美誠と水谷隼のコロナルール違反で中国SNSが炎上!違反行為は卓球選手の癖だった!
国際卓球連盟(ITTF)は2020年8月に、新型コロナウイルスの感染対策としてボールの汗を乾かすために息を吹きかけたり、台に落ちた汗を手で吹くことなどを禁止する新ルールを作り、オリンピックでも適用されていました。
今回の東京オリンピックで優勝した水谷隼選手と伊藤美誠選手のペアがその新ルールを破ったとして問題になっています。
コロナルール違反①水谷隼のボールへの息吹きかけ
ポータルサイト「新浪体育」で取り上げられていた行為がこちら。
水谷隼選手がボールに息を吹きかける姿がルール違反だと指摘されています。
卓球選手において、ボールに息を吹きかける行為には意味があり、
- 新品のボールには白い粉が付いており、その白い粉がラバーに付く事を防ぐ為
- ラバーやボールに付いた埃を取る為
と、息を吹きかける事が癖になっている選手もいるようです。
中国の卓球ファンの多くが納得していない様で、微博やツイッターでは「#水谷隼吹球」がトレンド入りしています。
(翻訳)オリンピックのルールに従わないのはなぜですか?これは非人道的で非科学的な行為と行動です。彼らは独自のルールを破りました!男性プレーヤーはコートでボールを吹くべきではありません!彼らはそうすべきでした 警告!
https://twitter.com/YizhenC07089122/status/1419717509272334336
コロナルール違反②伊藤美誠が台を手で触った
伊藤美誠選手については、手でテーブルを触った事が違反行為だとして、写真と共に指摘されています。
水谷隼選手の息の吹きかけと同様、卓球台に手を置く行為も意味がある様です。
- 手汗を取る為に置く
- 一呼吸置きたい時の癖としてやっている選手がいる
こちらも、卓球選手にとっては癖の一つとしてよく見られる行為の様です。
(翻訳)卓球では、ボールを吹いたり、テーブルを拭いたりすることは禁止されています。
なぜ日本の選手は繰り返しファウルされ、審判はそれを見ることができないのですか? なぜこのような国際的なイベントでこの不正が起こるのでしょうか?
https://twitter.com/yabaekhyunee7/status/1419800293017980928
大会前に中国選手がイエローカードを受けていた
中国の卓球ファンの間では、大会前に中国の馬龍(マロン)選手が練習試合でこれらの反則を犯し、イエローカードを食らったことが話題となっていました。
イエローカードを出されると“警告”、そして同じ違反行為を2度繰り返すとイエローカードとレッドカードが提示され、無条件で対戦相手に1ポイントが加算される。決勝はその1ポイントが勝敗を左右しかねないほどの大接戦だっただけに、もし日本側にカードが与えられていれば、結果は変わっていたかもしれないというのが中国のファンの主張だろう。
DIGEST
伊藤美誠と水谷隼のコロナルール違反まとめ
東京オリンピックで新型コロナウイルス対策として適応されていた新ルールを破ったとして、伊藤美誠選手と水谷隼選手の行為が炎上している理由について調べました。
- ボールやラバーに息を吹きかける
- 台を手で触る
これらの行為は、卓球選手の中には癖となっている選手も多く、試合に集中している中で守るには厳しいルールだったのかもしれません。
今後の対応などに注目が集まっています。