ここ最近、立て続けにBリーグ選手による主に女性問題による不祥事が明らかになりました。
Bリーグを応援するファンにとっては残念で仕方ないです。
Bリーグは島田慎二チェアマンから再発防止に努めると語っています。
リーグ・協会・チーム・選手のこれからの言動に期待したいですね。
2018年に発生した不祥事以来の大きな問題。
過去の事例や処分についてもも併せて振り返ってみます。
2022年Bリーグ不祥事
2021-2022シーズン終了後、立て続けにBリーグ選手による女性問題による不祥事が報道されました。
2022/7/17に、この一連の報道を受けて、Bリーグチェアマンの島田慎二チェアマンが異例の謝罪声明を発表するという事態になりました。
一連の事象に対し、リーグ代表として謝罪をしたうえで
リーグ、クラブ、選手は、ご支援いただいております協賛企業の皆様、メディアの皆様、各クラブの地域の関係者の皆様、そして何より応援してくださるファンの皆様がいて、存在することができております。
昨今の事案を受けて、多くのファンの皆様が会場に足を運んでくださり、多数メディアにも取り上げていただき、地域からも多くの支援をいただいていることを、選手たちは当たり前のように思っているのではないかと、非常に危機感を覚えております。
https://www.bleague.jp/news_detail/id=234651
と語っています。
各報道について詳しく振り返ります。
B1滋賀 狩野祐介選手の不倫&“隠し子”報道
狩野祐介選手は、2021-2022シーズンは名古屋ダイヤモンドドルフィンズに所属し、2022-2023シーズンから滋賀レイクスへの移籍が決まっています。
狩野選手は2016年に一般女性と結婚、2018年には長男が誕生しました。
既婚者でありながら、奥様以外の女性といわゆる不倫関係にあったことが発覚しています。
さらに、お相手の女性も既婚者でありW不倫の関係であったことが報じられていますね。
2人の関係は収まったようですが、お相手の女性が狩野選手との子供を妊娠し出産したそうです。
このことで事態が悪化し、狩野選手のもとにお相手の女性から脅迫めいた要求が送られるようになりました。
奥様は狩野選手との関係を修復したいと思われているようですが、当の狩野選手は奥様と離婚調停を申し立てているとのこと。
事実であれば、この行動については理解しがたいものがあります。
所属する滋賀レイクスは、
狩野選手との契約交渉の過程の中で本件の事実は認識しており、既に解決に向かっている認識であった、
https://www.lakestars.net/news/detail/id=17506
と発表しています。
ただし、不倫相手の女性のお子さんと、狩野選手の親子関係については確認が取れていないということです。
この報道のどこまでが事実かは明らかではありませんが、不倫関係が合ったことは事実のようです。
狩野選手は、2021-2022シーズンに最優秀スリーポイント成功率を受賞し、来シーズンから古巣の滋賀へ移籍し、さらなる期待が寄せられていただけに残念です。
処分については2022年7月21日に所属チームから発表されました。
- チーム活動参加禁止(8月31日まで)
- 自宅謹慎(7月31日まで)
- 社会奉仕活動への従事
- 謹慎期間中の報酬カット
自宅謹慎期間は、実質10日間程なので、かなり軽い処分の様にも思えます。
また株式会社滋賀レイクスターズ代表取締役社長兼ゼネラルマネージャーの釜渕俊彦氏の役員報酬を3ヶ月間10%カットすると表明しています。
B1信州 岡田雄大選手不倫報道
岡田雄大選手は、信州ブレイブウォリアーズに所属する選手です。
岡田選手は結婚されており、1歳になるお子さんがいるようです。
その岡田選手が、長野放送・尾島早都樹アナウンサー(27)と不倫関係にあったことが報道されました。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)でお忍びデートの後、2人で同じホテルにチェックインしたことが週刊誌に目撃されました。
岡田選手は、取材に対して「ホテルの部屋は一緒ですが、男女関係はありません」と苦しい言い訳をしたようです。
後日、自身のSNSを通じて謝罪コメントを発表しました。
6月に今の奥様と離婚が双方で合意していたが、正式な離婚は成立していなかったようです。
「頭が真っ白となり苦しい言い訳をしてしまいました」と言い訳を認めた上で、
「順番を間違えてしまいました」と説明しました。
所属する信州ブレイブウォリアーズは、
プライベートについては関与しない、
https://www.b-warriors.net/news/454202011/
と発表しています。
処分については発表されていませんが、7月に行われるサマーキャンプへの不参加が発表されています。
岡田選手は、大学を中退してプロ契約し、シーホース三河→富山グラウジーズ→信州ブレイブウォリアーズという経歴をたどっています。
信州は熊谷航選手、前田玲緒選手と若手三銃士とよばれ活躍していました。
これからさらなる活躍が期待されていただけに、今回の件は本当に残念ですね。
2018年Bリーグ不祥事
2018年に起きた、アジア大会でのBリーグ選手の不祥事についても振り返ります。
アジア大会での4選手買春行為
2018年にインドネシアのジャカルタで行われた第18回アジア競技大会に参加した男子バスケットボール日本代表の4選手が、現地で買春行為を行ったという不祥事でした。
該当の選手は、永吉祐也選手(京都ハンナリーズ)、橋本拓哉選手(大阪エベッサ)、佐藤卓磨選手(滋賀レイクスターズ)、今村桂太選手(新潟アルビレックスBB)の4選手。
※所属チームは当時のもの
日本選手団の公式ウェアを身につけたまま繁華街へ食事へ出掛け、その後買春行為を行ったことが発覚しました。
該当の4選手は、大会の資格剥奪および強制帰国処分が課されました。
この件は当時大きく報道され、JBA(日本バスケットボール協会)の三屋裕子会長始め、対象4選手同席の緊急会見まで行われました。
選手本人から当時の経緯を説明させられるという、痛々しい会見でした。
その後、日本代表チームは4人を欠いて8人で試合に挑んでおります。
大会は3勝3敗で7位という結果で終えました(8人になってからの結果は2勝2敗)。
残された8人の選手には敬意を払いたいですね。
4選手への処分は、1年間の公式試合の出場権剥奪という厳しいものでした。
該当選手は出場停止の期間中に社会奉仕活動などに勤しみ、現在は復帰を果たしています。
4選手とも復帰後は第一線で活躍しており、この不祥事の反省を受け一回り成長したのかもしれません!
まとめ
Bリーグの女性関係による不祥事をまとめました。
2018年の不祥事発生から立ち直り、コロナの影響を受けながら順調に成長を見せていたBリーグ。
2022年の立て続けに発生した不祥事により、再度イメージダウンとなったことは否めません。
ただ、2018年の4選手も反省し、立ち直った経緯もあります。
許される行為ではないですが、今回発覚した2選手についてもきっちり反省し、復帰してもらいたいと願います!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。