愛知県名古屋市出身のバスケットボール選手、富永啓生選手はNCAAのネブラスカ大学でプレーしています。
桜丘高校を卒業した後はアメリカのレンジャー・カレッジへ進学し、海外でバスケットボールを続けています。
日本代表にも選抜されるようになっており、今後が楽しみな選手の1人ですが、今回はそんな富永啓生選手の大学での活躍をご紹介したいと思います。
富永啓生のレンジャー・カレッジ時代の成績は?
富永啓生選手が通っていたレンジャー・カレッジはNJCAA一部に所属している大学です。
2019年シーズンからレンジャー・カレッジへ進学した富永啓生選手。
どんな活躍をしたのでしょうか。
1年目の活躍は?
レンジャー・カレッジでのデビュー戦は、3Pシュートを5本決め19得点の大活躍で衝撃のデビューと言われています。
元々シュート力のある富永啓生選手ですが、海外でのデビュー戦がこの成績とは本当に素晴らしいと思います。
この成績が物語る通り、レンジャー・カレッジ1年目の成績は以下の通り素晴らしい成績でした。
- 出場試合:31試合
- 平均得点:16.8点
- 3Pシュート確率:47.9%
NBAの超スーパースター、ステフィン・カリーがMVPを獲得した時ですら3Pシュートのシーズン平均は44.3%ですから、相当な確率ということがわかりますね!
2年目の活躍は?
では2年目のスタッツを見てみましょう。
- 出場試合:27試合
- 平均得点:16.3点
- 3Pシュート確率:48.7%
1年目に勝るとも劣らぬ成績を残していますね。
実はシーズン途中まで平均得点13.9点と1年目と比較して少し苦しんでいた様子の富永啓生選手。
ただ、2月末以降は徐々に調子を取り戻し、3月には1試合でなんと39得点の大活躍を収めます。
この日は3ポイントも11本成功と冴え渡っており、素晴らしい活躍でした。
この後、3月6日の試合でも26得点の活躍を見せるなど、復調してからは立て続けに活躍し、スタッツを伸ばすことにつながりました。
富永啓生がネブラスカ大に編入!
富永啓生選手はレンジャー・カレッジ1年目の途中には、2年間プレーした後はネブラスカ大学へ編入することが決まっていました。
なぜこのように早い段階で編入先が決まったのでしょうか?
もちろん、レンジャー・カレッジでの活躍が目に止まり勧誘されたことは間違いありませんが、インタビューを受けた富永啓生選手は以下のように答えています。
ヘッドコーチがいいというのもあったし、今は結果が出ていないけどこれからのチームだと言われて、条件的にもよかったという感じです。あとはアシスタントコーチと元々つながっていたというのもありました。
https://news.yahoo.co.jp/byline/takashiaoki/20200310-00165856
高校時代のリクルーティングで、当時別の大学でアシスタントコーチをしていた人物と関係があったそうで、それも大きかったようですね。
富永啓生のネブラスカ大学での活躍を紹介!
富永啓生選手のネブラスカ大学での成績を見てみましょう。
1年目は30試合に出場して平均5.7得点の成績を残しています。
レンジャー・カレッジ時代に比べると見劣りするかも知れませんが、それでも2021年11月27日には23得点、3Pシュート5本成功というシーズンハイのスタッツを見せてくれました。
2年目の2022−2023シーズンは、チームメイトがNBAドラフトで指名され抜けたため出場時間が増加。
2023年2月には、5試合連続で20得点以上を記録するなど凄まじい活躍を見せてくれました。
この活躍には現地メディアも「日本のカリー」と絶賛しています。
これにはステフィン・カリー本人も反応。
“日本のカリー”と現地メディアに紹介され、NBAウォリアーズのステフィン・カリー本人もツイッターで「最高だぞ、ケイセイ!」と称えるなど話題に。
https://news.yahoo.co.jp/articles/118e71bb9b2782db9522a952c62e212b5cb552fb
スーパースターのステフィン・カリーに「最高」とコメントしてもらうなんて、リップサービスだとしてもすごいことだと思います。
それだけ素晴らしい活躍を見せているということで、バスケ好きな筆者としても大変嬉しい限りです。
まとめ
富永啓生選手の大学での成績をご紹介しました。
富永啓生選手は、海外の大学で活躍するとともに、日本代表でも活躍しています。
高校生の頃からアンダーカテゴリーの日本代表に選ばれており、2022年には初のA代表に選出されています。
また2021年に行われた東京オリンピックでは3人制バスケットボールの3×3の代表にも選出されました。
実力も経歴もすばらしいものをもっている富永啓生選手が渡邊雄太選手、八村塁選手に続くNBA選手としてプレーする日が来るのを期待してしまいますね!
今後の動向に注目したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。