八村阿蓮の中学・高校・大学時代の成績は?
八村阿蓮選手は、言わずと知れたNBAプレーヤー八村塁選手の弟です。
ベナン人の父と、日本人の母を持つハーフで、4人兄弟の2番目。兄・塁選手と、妹さんが2人います。
八村塁選手といえば、アジア人で初めてNBAでドラフト指名にてワシントン・ウィザーズへ入団し、現在は主力として活躍しています。
そんな偉大な兄を持つ阿蓮選手は、塁選手の影響で小学校からバスケを始めており、現在は日本のBリーグで活躍中です。
ここまでどんな経歴をたどってきたか紹介します。
八村阿蓮の出身中学
八村阿蓮選手の出身中学は、世田谷区立梅丘中学校です。
出身地は富山県ですが、バスケをするために都内の強豪校である中学校に転校しました。
兄・塁選手は、地元富山の富山市立奥田中学校出身です。
兄弟で別の中学校に通っていたということになりますね。
公立の中学校なので、越境入学したと思われます。
塁選手とは2学年違いなので、1年生の時は兄弟で別々に暮らしていたんでしょうかね。
中学時代には全国大会に出場した経験があるようです。
八村阿蓮の出身高校
高校は、兄・塁選手を追って強豪の仙台大学附属明成高校へ進学しています。
塁選手が3年時の1年生として同時期に在籍しており、この年にウィンターカップ3連覇に立ち会っています。
2年生では、主力としてチームに関わるも、インターハイ2回戦敗退、ウィンターカップ1回戦敗退と苦しい時期を経験しています。
3年生になりエースの自覚を持って挑み、インターハイ準優勝、そしてウィンターカップ優勝をつかみ取りました。
阿蓮選手が主力として成し遂げた優勝に、兄・塁選手もOBとして喜びの声をあげていました。
明成優勝!!🏆🎉
— Rui “Louis” Hachimura 八村 塁 (@rui_8mura) December 29, 2020
八村阿蓮の出身大学
大学も強豪の東海大学に進学しています。
兄・塁選手はNBAを目指し、大学からアメリカのNCAAゴンザガ大学に進んでいました。
阿蓮選手も兄に連れられてゴンザカ大学の見学をしたようですが、結果的には日本の大学を選択しています。
1年生の時から活躍を見せ、インカレ、関東大学リーグ戦の優勝に貢献しました。
3年生の時には、現在Bリーグで活躍する河村勇輝選手ともプレーし、再度インカレ優勝を果たします。
この年のオータムカップでは優勝と、優秀選手賞を獲得しました。
この年に、サンロッカーズ渋谷、翌年の4年生には群馬クレインサンダースに特別指定選手としてBリーグに参戦しています。
八村阿蓮の兄・塁との比較
兄弟で同じバスケットボール選手ということもあり、何かと兄・塁選手と比較されることが多い阿蓮選手。
本人としてはうんざりかもしれませんが、ここでも比較してみます。
同じ学校ということで、最も比較しやすい高校時代の実績を振り返ってみます。
八村塁選手
- 2013 インターハイ:ベスト4
- 2013 ウインターカップ:優勝
- 2014 インターハイ:準優勝
- 2014 ウインターカップ :優勝
- 2015 インターハイ:優勝
- 2015 ウインターカップ:優勝
八村阿蓮選手
- 2015 インターハイ:優勝
- 2015 ウインターカップ:優勝
- 2016 インターハイ:2回戦敗退
- 2016 ウインターカップ:1回戦敗退
- 2017 インターハイ:準優勝
- 2017 ウインターカップ:優勝
2015年は2人共に仙台大学附属明成高校在籍しており、インターハイ、ウィンターカップの2冠を達成しています。
どちらも素晴らしい成績ですが、塁選手のウィンターカップ3連覇がひときわ目立ちますね。
阿蓮選手も悔しさをバネに、3年時のウィンターカップで優勝しているところにドラマを感じます。
常に兄を追いかけていたと言う阿蓮選手。
同じNBAの舞台という夢は叶わなかったですが、Bリーグでしっかりと活躍しています。
比較され続けて辛い経験もあったでしょうが、仙台大学附属明成高校の恩師・佐藤久夫コーチは「塁にはない阿蓮の良さ」があると、以下のように語っています。
試合に負けるたびに『弱い心を変えたい』と自分に向き合ってきた選手で、時間はかかったけど、努力する姿勢は兄に劣らない
引用:BASKET COUNT
お兄さんと違う個性をもって、今後も活躍してほしいですね。
八村阿蓮のプロフィール
- 名前:八村阿蓮(はちむら あれん)
- 生年月日:1999年12月20日
- 出身地:富山県富山市
- 身長:198cm
- ポジション:PF
- 経歴:サンロッカーズ渋谷(特別指定)- 群馬クレインサンダース
まとめ
今回は八村阿蓮選手の経歴の紹介や、兄・八村塁選手との比較をしてみました。
- 世田谷区立梅丘中学校
- 仙台大学附属明成高校
- 東海大学
上記学歴を経て、現在はBリーグの群馬クレインサンダースに所属しています。
高校時代は、兄・塁選手と同じ高校に所属し苦しみながらも結果を残しました。
兄とのNBAの舞台での共演はなりませんでしたが、いつか日本代表として兄弟でプレーするところを見てみたいですね。
今後の活躍にも期待です。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。