元フィギュアスケーターでソチオリンピックにも出場経験がある、高橋成美さん。
現役引退後には、日本オリンピック委員会(JOC)史上初の「20代理事」に選ばれたことでも話題になっていましたね。
そんな高橋成美さんは、性的マイノリティーのLGBT「Q」であることをカミングアウトしました。
今回は、高橋成美さんのカミングアウトや恋愛遍歴について、調査しました!ぜひ、最後までご覧ください。
高橋成美がカミングアウトしたQ(クィア)とは?
高橋成美さんは、LGBTQなど性的マイノリティと、スポーツに関する情報発信の「プライドハウス東京」トークイベントに出席し、「自分はLGBTに分類されないQだと思う」と語りました。
Qは、L(レズビアン)G(ゲイ)B(バイセクシュアル)T(トランスジェンダー)にあてはまらない性的指向・ジェンダーアイデンティティーをもつ「クィア」や、性的指向・ジェンダーアイデンティティーが定まっていない「クエスチョニング」を指す。
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高橋成美さんは自身のセクシャリティに悩み、カテゴライズされることに違和感を感じているのかもしれません。
クィア(Queer)とは、もともと英語で、既存の性のカテゴリに当てはまらない人の総称となっています。
「クィア・ジェンダー」とも呼ばれており、性自認といえば「男か女」、恋愛といえば「異性愛」しかなかった時代では、「変態」という差別用語でもありました。
しかし現在では、ポジティブな意味で自らクィアという言葉を使うことが増えています。
自分の性を定めきれず、揺らいでいる「クエスチョニング(Questioning)」と同じですね。
高橋成美の恋愛遍歴
とっても可愛い高橋成美さんですが、いまのところ結婚はしていません。
そして、なんと生まれてきてから一度も、彼氏ができたことがないようです!
高橋成美さんは「人に対して恋愛感情を持ったことがない」とも話しており、カミングアウトした「Q」とも関係あるのかもしれないですね。
また、そのストイック過ぎる性格にも理由がありそうです。
高橋成美さんは3歳のときにスケートを始めており、小学生のときにフィギュアスケートペアの競技を見たことがきっかけで、シングルからペアに転向しました。
フィギュアスケートの「ペア」は、自分の天職だと言い切れるほど、とても大切な競技だそうです。
中国やカナダでとフィギュアのペア相手を探したり、練習環境が悪く苦労があったこともあり、ペア競技を続けられることが幸せとも話していました。
また練習にもとてもストイックで、小学生のときは足に2キロの重りをつけて登校したり、コーチが止めるほど練習をやり続けてしまったそうです。
これほどにまでフィギュアスケートペアに打ち込んでいたら、男性にうつつを抜かす暇などなかったでしょうね。
ペア相手との恋愛は?
フィギュアスケートペアを、12歳から16年間続けてきた高橋成美さん。
ペアを組む競技は、恋人だったり夫婦だったり、恋愛関係に発展する場合も多いのでも多いため、これまでにペアを組んだ相手との恋愛事情も気になりますよね。
これまで高橋成美さんのペア相手は、「柴田嶺さん」「木原龍一さん」「マーヴィン・トランさん」らがいましたが、高橋成美さんは一切恋愛関係になっていないようです。
ただ、リンクを滑っている間は、一度はペア相手を好きになってしまうそうです。
しかし、ひとたびリンクを降りると、「恋愛感情を持ったことは一切ない」と言い切っています。
それでもペアを解消する際は、本当の失恋みたいにつらい思いもあるそうです。
ペアを解消した相手が別の女性とペアを組み、自分よりも良い結果が出ると、嫉妬のような感情も芽生えるそうです。
また、高橋成美さんは、独特すぎる恋愛観を持っているようです。
好きっていう感覚は確かにあるんですけど、何がつきあうとつきあわないの差になるかって言ったら、キスをするって言ったらつきあうみたいになるじゃないですか。
スポニチ
私がペッてやったら嫌じゃないですか。唾がかかったら。キスって唾がついているじゃないですか。それを食べに行くみたいな・・・
それを100歩、10歩くらい譲って自分が本当に好きな人だから唾のところに行きます。でも、そのやり方が分からないし、やりたくないというのも一つあるけど、分からないことが恥ずかしい。
「キス=唾を食べに行く」というのは、かなり独特な表現ですね(笑)
潔癖症ではないのか?という質問には、「潔癖症ではない」と、しっかり否定していました。
高橋成美さんは幼少期からストイックに生活しすぎたせいか、恋愛はまだ自分でも分からないことが多いみたいですね。
現役引退したときは、「次は結婚のニュースが?」と期待されていましたが、いまのところ結婚の予定はないようですね。
羽生結弦との関係は?
高橋成美さんは羽生結弦さんのことを「ゆず」と呼び、羽生結弦さんは高橋成美さんを「成美ちゃん」と呼ぶような関係です。
2人はスケートの恩師が都築章一郎さんということもあり、小学生時代から仲が良かったようです。
当時から羽生結弦さんは人気者で、高橋成美さんも羽生結弦さんに、想いを寄せていた時期もあったそうです。
「四角いメモ帳を好きな相手に『〇を描いて』って渡して、描いてもらった丸の大きさが相手が自分に対して持っている気持ちの大きさだ、っていう。好きだったら大きいし、嫌いだったら小さいし、なんとも思ってなかったら中間だ、って。
スポニチ
私もちょっとドキドキしながらゆづに描いてもらったんです。そしたら、何の気もないような、普通の丸だったんです。期待した自分が恥ずかしくなりました(笑)」
そのころに流行っていた心理ゲームをした結果、羽生結弦さんには何も気がないことが分かり、がっかりしたようですね。
ソチオリンピックのときには、高橋成美さんはリングサイドに向かい、羽生結弦さんに「ユヅ、ガンバー」と大きな声援を送っていました。
その結果、羽生結弦さんはパーフェクト10点満点の演技を見せ、「特に成美ちゃんの声が聞こえた。心強かった。」と語っていました。
今では、戦友であり親友の関係のようです。
まとめ
今回は、高橋成美さんのカミングアウトや恋愛遍歴について、紹介しました!
高橋成美さんはこれまで一度も彼氏ができたことがなく、現役引退後も結婚の予定が無いようですね。
性的マイノリティの「Q」であることをカミングアウトしており、これからもカテゴライズされずに生きていくのでしょう。
今後の情報にも注目ですね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。