河村勇輝選手は日本のプロバスケットボールリーグ(Bリーグ)で活躍するプロバスケ選手です。
現在は横浜ビー・コルセアーズに所属しています。
小柄な身長ながら、スピードとパスセンスには定評があり、激しいディフェンスが持ち味の若手注目選手です。
2022年には、日本代表に選出されワールドカップ予選、アジアカップで衝撃のデビューを果たしました。
そんな河村選手は、どのようなバッシュを身に付けているのでしょうか。
バッシュへのこだわりや、高校時代から現在まで履いていたバッシュなどを調査しました。
河村勇輝のプロフィール
- 名前:河村勇輝(かわむら ゆうき)
- 生年月日:2001年5月2日
- 出身地:山口県柳井市
- 身長:172cm
- 出身高校:福岡第一高校
- 出身大学:東海大学(中退)
- ポジション:ポイントガード
河村選手は6歳からバスケを始め、小学2年生からミニバスケットボールチームに加入します。
このころからセンスがあったようで、小学6年生の時には全国優勝、中学3年生の時には、全国ベスト16という結果を残します。
高校は福岡県の強豪、福岡第一高校に進学し、その名を全国に広めます。
1年生の冬の大会で、スタメンポイントガードに抜擢されるとその活躍が話題に上がり、翌年からアンダーカテゴリーの日本代表に選出され、ますます注目度が上がりました。
各チームが「河村対策」をしていくなか、それを上回り、2年生の冬のウィンターカップ優勝を成し遂げます。
さらに3年生では夏のインターハイ、冬のウィンターカップ連覇の偉業を達成。
高校バスケ引退後、B1チームの三遠ネオフェニックスに特別指定選手(高校生、大学生がプロチームの選手として出場できる制度)としてプロリーグの舞台にたちます。
高校生ながらプロで通用することを証明します。
卒業後の進路が注目される中、河村選手は大学進学を選択し、強豪の東海大学へ進学します。
1年目からプレータイムを勝ち取りインカレの優勝に貢献。
大学バスケオフシーズンには、B1チームの横浜ビー・コルセアーズと特別指定契約を結び、再びBリーグの舞台へ。
ここでも主力同等の活躍をみせ、月間MVPを取得するなどの結果を残します。
このまま大学で4年間過ごしていくかと思われましたが、2022年3月、大学を中退しプロ契約すると発表しました。
2024年のパリオリンピックを目指すため、その目標に近づくために考えた結果がプロ契約であったとのことです。
より厳しい環境に身をおくことでさらなるレベルアップを図りたい、ということなんでしょうね。
常に上を目指す河村選手、バッシュにはどんなこだわりがあるのでしょうか。
河村勇輝のバッシュのこだわり
河村選手のバッシュのこだわりは、ローカットで軽量であること。
プレースタイルから足元で俊敏に切り替えしていくことが多いため、足首が動きやすいローカットであることが前提だそうです。
瞬発系の激しい動きが多い河村選手なので、軽くて動きやすいことが必要ということでしょう。
デザインについては、シンプルなものが好みだそうで、白いバッシュを履いていることが多いですね。
河村選手は2021年より、アシックスとアドバイザリースタッフ契約を結び、バッシュの開発に携わっていくことが発表されています。。
福岡第一高校時代のバッシュは「アシックス グライドノヴァFF」
福岡第一高校時代には「ASICS グライドノヴァFF」を履いていました。
河村選手は、中学生のころからアシックスを好んで履いていたようです。
アシックスと言えば、デザイン性より機能性を重視し、日本人に合ったサイズ感で中高生では人気のメーカーですね。
「グライドノヴァFF」は、軽量性とフィット感に優れたバッシュです。
デザインは、いい意味でアシックスらしくない、シンプルでありながらスタイリッシュ。
河村選手好みのローカットで、足首の可動域が広く、俊敏で細かい動きに対応可能。
アッパーはベロと足首部分が一体化した「モノソック構造」を採用しており、フィット感に優れています。
アウトソールは、クッション性については他メーカーと比較すると劣るものの、グリップ性能は抜群で、スピードタイプの選手にはマッチするでしょう。
アシックスの中でもひと際評価が高く、未だに愛用するプレーヤーも多いほど人気のモデルです。
東海大学時代のバッシュは「ナイキ カイリー7」
東海大学時代及びBリーグ特別指定での出場時は、「NIKE カイリー7」を履いていました。
カイリー7は、NBA選手カイリー・アービングのシグネチャーモデルの7作目。
河村選手も憧れる富樫勇樹選手も愛用しているバッシュです。
河村選手の求める、軽量性・フィット感に優れたモデルです。
アウトソールには360度どの動きにも対応できるような構造が採用されており、どんな動きでもグリップ力が発揮されます。
カラーバリエーションも豊富で、河村選手は「シスターフッド」と呼ばれる青とオレンジを基調としたカラーのモデルを履いていました。
東海大学バスケットボール部はナイキのサポートを受けているそうで、河村選手もこの時期ナイキのバッシュを履いていたようです。
ちなみに、大学時代の初期にはピンク色のバッシュを履いていたこともあったようです。
こちらのバッシュは「カイリー6」 のConcepts Khepriモデルです。
現在は入手困難のようですね。
プロ入り後のバッシュは「アシックス グライドノヴァFF2」
プロ契約以降には、「ASICS グライドノヴァFF2」を履いています。
アシックスとアドバイザリースタッフ契約を結んで以降は、再びアシックスのバッシュを履くことになります。
以前履いていたモデルの後継である「グライドノヴァFF2」は、前モデル同様に軽量性・フィット感に優れたバッシュです。
サイド部の内部補強が施され、横方向のサポート性が向上し、激しい動きにも耐えられるようになりました。
まとめ
河村選手の履いているバッシュを、高校時代からまとめました。
- 高校時代 :アシックス グライドノヴァFF
- 大学時代 :ナイキ カイリー7
- プロ契約後:アシックス グライドノヴァFF2
軽量でフィット感のあるローカットモデルを好み、大学時代にナイキを履いていましたが、それ以外はアシックスのバッシュを履いています。
現在は、アドバイザリースタッフ契約を結び、アシックスの広告には河村選手が起用されるほどになっています。
アシックスのバッシュと言えば河村選手、といっても過言ではないほど幅広い活躍を見せていますね。
2024年のパリオリンピック出場が目標の河村選手、今後活躍にも目が離せません。