日本女子代表「なでしこジャパン」といえば元サッカー選手の澤穂希さんではないでしょうか!
澤穂希さんの旦那様は元Jリーガーの辻上裕章さんです。渋くて素敵な辻上裕章さんは縁の下の力持ちで、澤穂希さんの信頼を勝ち取ったすごい人なんです。
今回は澤穂希さんとの馴れ初めや現在の職業についてご紹介していきます。
澤穂希と辻上裕章のプロフィール
まずはお2人のプロフィールをご紹介していきます!
澤穂希さんがすごいのはもちろんのこと、辻上裕章さんが縁の下の力持ちといえる理由がわかると思います。
元「なでしこジャパン」澤穂希
- 名 前 澤 穂希(さわ ほまれ)
- 生年月日 1978年9月6日 43歳(2022年3月1日時点)
- 出身地 東京都府中市
- 元所属 INAC神戸レネオッサ
- 元ポジション ミッドフィールダー
経歴
- 15歳で日本女子代表に選ばれる
- 2011年FIFA女子ワールドカップドイツ大会 キャプテンを努め優勝、得点王・MVP受賞
- 2011年FIFA最優秀選手賞受賞
- 6度のワールドカップ出場
- 4度のオリンピック出場
- 日本女子代表の中で出場数とゴール数歴代1位
サッカー女子日本代表・なでしこジャパンの中心選手だった澤穂希さん。惜しまれながらも2015年12月17日に「心と身体が一致しなくなった」との理由で引退を発表されました。
当時、女子サッカー選手としては珍しいプロ契約を果たしていた澤穂希さん。引退後は子育てに専念していて夫である辻上裕章さんに合わせて仙台に住んでいるそうですよ!
辻上裕章
- 名前 辻上 裕章(つじかみ ひろあき)
- 生年月日 1976年8月31日 45歳(2022年3月1日時点)
- 出身地 群馬県
経歴
- 1995年~NEWMAN SMITH HIGH SCHOOL卒業(アメリカ)
- 2000年 早稲田大学 人間科学部 スポーツ科学科卒業
- 2000年 当時J2ベガルタ仙台に入団も怪我の影響で2001年に現役引退
- 2001年 柏レイソル強化本部にスタッフ入りしヘッドコーチ・監督のスティーブ・ぺリマンの通訳を務めたり、事業統括部に所属する
- 2008年 柏在籍のまま共同通信社に出向し運動記者として国内・ロンドン支局に勤務
- 2010年 日本サッカー協会広報部出向、日本代表、U-23日本代表、なでしこジャパンのメディアオフィサーとなる
- 2013年 ベガルタ仙台の運営・広報部課長就任
- 2015年 ベガルタ仙台 強化・育成部の強化担当就任
- 2016年 ベガルタ仙台 運営・広報部長就任
- 2019年 ベガルタ仙台 運営・地域連携本部長就任
- 2020年 ベガルタ仙台 運営・事業本部長就任
- 2021年 ベガルタ仙台 統括部長就任(同年9月に統括部長 退任)
- 2022年 福島ユナイテッドFC 副社長就任
辻上裕章さんは元Jリーガーで運動神経抜群なだけでなく、頭脳明晰でもあったそうです。
元々アメリカのハイスクールを卒業した帰国子女で、怪我の影響でJリーガーとしての選手生活は短かったものの、サポート面での仕事に就き、海外でも仕事をされてもいます。
経歴を見ていただければわかる通り、ベガルタ仙台でサポート面で幅広く仕事に携わっていて、着実にキャリアを積んでいました。
澤穂希の夫・辻上裕章の職業
澤穂希さんの旦那様である辻上裕章さんは元Jリーガーで当時J2のベガルタ仙台(現在J1)に在籍していました。
ただ、怪我の影響で選手生活は1年ほどの短期間だったようです。引退後は、選手生活を早々に引退し、サポートする側でとても活躍されていました。
長い期間ベガルタ仙台の運営に携わり、選手強化のサポートをしていたり、広報部としてサポートをされてきています。
そんな縁の下の力持ち的な存在として、ベガルタ仙台を長年支え続けてきた辻上裕章さん。2021年にはベガルタ仙台の統括部長に就任されました。
しかし悲運なことに、2020年シーズンで起きた所属選手の不祥事や新型コロナウィルスでの経営難が辻上さんを襲います。その事後処理に一定の目処がついた為、2021年9月に自分もけじめをつけるという理由で統括部長を退任されています。
同時期の2021年に、福島ユナイテッドFC(J3)が10周年を迎えており、そんなタイミングで福島ユナイテッドFCから辻上さんにオファーがあり、2022年から福島ユナイテッドFCの副社長という大役を任されました。
福島ユナイテッドFCは福島市と会津若松市を中心に福島県全域をホームタウンとする日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するサッカークラブです。
10周年というまだ若いクラブですが、これまでベガルタ仙台を支えてきた辻上さんがどのように福島ユナイテッドFCを盛り上げていってくれるのかとても楽しみですね!
澤穂希と辻上裕章の馴れ初め
出会い
サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のミッドフィールダーとして大活躍した澤穂希さんと結婚したのは2015年8月8日です。
澤さんが現役時代に背番号「8」を付けていたことからこの日付に入籍したそうです。
お2人は2005年にサッカーを通じて知り合い、その後10年来の友人だったとのことです。恋人として意識しはじめ、2人が付き合い始めたのは結婚1年前の2014年頃。
辻上裕章さんが10年来もの友人関係を経て、恋人として意識し始めたのは、辻上裕章さんが澤穂希さんの自主トレのランニングに付き合い、自転車で並走した時だったとのこと!
この自主トレに付き合う中で、少しずつ違ったサポートの形の感情が芽生えたそうです。
また澤さんが恋愛に発展したきっかけは、澤さんが辻上さんに引退について相談をしたことだったそうです。相談を受けた辻上さんは、澤さんがすごい選手だとわかっているからこそ引退に反対し諭していたそうです。
ただ、それを聞いた澤さんは大反発。(芯のしっかりしている強い女性である澤さんでしたので、大反発する姿は少し怖そうです…。)
素晴らしい実績を重ねた澤さんのような選手が出ないのは残念だし、サッカー界への恩返しとしてもう少しプレーできないか、と諭した。すると「私の何が分かるの!私の立場は分からない。そこまで行ってないでしょ」と返されたという。「これ結構へこんだんですよ。僕、現役でやったのは1年なんで。(妻は)現役20年ですし」としょんぼり。
引用元:スポニチ
辻上さんはかなりへこんだようですが、必死に熱意をもって諭す辻上さんに、澤さんは自分が本音で話せる存在であり、自分の弱いところも見せられる人であることに気づき、このことがきっかけで2人の距離が一気に縮まったそうです。
「何でも打ち明けられて、本音で話せる。自分の弱いところも見せられるなって…初めて主人の前で泣いたんです」と明かす。
引用元:スポニチ
心温まるプロポーズ
お2人は、8か月ほどの交際期間を経て、2015年には一生涯の伴侶としての意識が芽生えめでたくゴールインを決めました。
辻上さんは、国民栄誉賞までもらった澤さんの人生を背負うという責任と重圧をとても感じていたそうです。
それを知った澤さんは、自分たちならどんなことでも乗り越えていける、肩書なんて関係ないという温かい言葉を伝えました。
結婚ということになると、国民栄誉賞まで受けたスター選手の人生を背負うことは「すごく重く感じていた」という辻上氏。それを正直に澤さんに話すと、「私たちだったら、どんなことでも乗り越えていけると思う」という言葉が返ってきて、覚悟が決まったという。
引用元:スポニチ
それを聞いた辻上さんが、
「一生に一度しか出会えない女性と、出会った幸せをつかむのか、それともそこから逃げるのか。僕は、手を取り合って進もうと決断しました」
引用元:スポニチ
と言ってプロポーズされたそうです。
大好きな人に一生に一度しか出会えない女性なんて言われたらとても嬉しいですね!
お2人の間にある強固な絆と、お互いを想う気持ちがとても温かく伝わってくるエピソードでとても気持ちがほっこりします。
当時、澤穂希さんの結婚発表時にお相手は一般男性と話していたので、まさか元Jリーガー選手だとは思わなかった人もいたのではないでしょうか。
澤穂希さんの良き理解者で一生懸命に全力で取り組む姿に惹かれていったということです。10年近くもクラブを良くしようと取り組む辻上裕章さんの姿を見てきたからこそ、絶大な信頼を寄せられる存在となったのでしょうね。
現在では2017年に第一子も誕生しており、幸せな家庭を築いていることでしょう!澤穂希さんはお2人目も欲しいという気持ちを持たれているそうなので、第2子という嬉しいニュースが突然飛び込んでくるかもしれませんよ!
ちなみにパワーバランス的にはやはり澤さんの方が強いらしいです。(笑)
まとめ
「なでしこジャパン」で大活躍し超有名人となった澤穂希さんと、そんな澤さんが絶大な信頼を寄せる夫の辻上裕章さんの出会いはとても心温まるようでした。
選手生活も経験しながら裏方として長年クラブチームを支えてきた辻上裕章さんだからこそ、澤さんの微妙な心情をくみ取り支えてあげることができたのでしょうね。
今後もお2人がサッカー界を盛り上げてくれることを期待していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。